思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

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人間性を高めるために(社会で生きていくための強い力)

2019年12月28日 | 教育
ではどのように学習を進めたら良いのか。

1 相談して決める。
  塾,家庭教師,公文,その他通信教材など,子供と相談して決めたい。
 とにかく,子供の人格を尊重し,意思を決定に少しでも入れる手続きをする。

2 叱ってもよいが,その分ほめる。
  きちんとやらせたいがため,起こってしまうのは親だから仕方がない。
  1回叱ったら,1回ほめてほしい。本当は一回叱ったら3回ほめることが
 必要だといわれる。

  頑張った時には,「よく頑張ってるね」「すごいね」「本当に頑張りやだね」
 ととにかく心から感心してほめる。

  ほめられることによって、自分の存在を認められ,自己肯定感が上がる。
  
  勉強すれば,自分は認められるんだ,勉強は楽しい,となれば,そこから伸びる。
  思春期になっても,自分から,自分のために勉強するようになる。

  
3 やりたくない時,やれない時になぜかよく話を聞く。
  いろいろなことがあり,やれない時もある。その時には,よく話を聞いて理解する。
 そのうえでできることを提案する。無理にやらせない。

  勉強と同時に,自分を信じてくれる,自分を理解してくれる,そういった人の存在は
 思春期に向かう子にとって大変需要である。それが,人を信頼する,人と協力できる力
 となる。

  ・人は自分を信頼してくれる存在なんだ
  ・人は自分を理解してくれる存在なんだ
  ・人は協力してくれる存在でもあるんだ

 この心,人格を育てないと,社会に出てから人と強調できず,苦しむこととなる。


 たった一つだけ,というなら,「教えてほめる」に尽きる。このことをひたすらやり続け,
 支え,励ましていくことである。笑顔でほめることができれば効果はさらに高い。 

コメント
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