アルコールでお湯わかし

2016年01月19日 | 道具
 以前購入したアルコール・コンロ *1 *2です。  左から順に、本体、消火用蓋、火力調整用蓋とそれに丸めて挟み込んだ風防です。  奥の中央に銀色に光っているのは、コーンの水煮缶を利用した、ンロ一式を収納する容器


消火蓋の縁が少し錆びていますね。 これは多分、付着していた水分が原因で、水煮缶がスチール製である為に、一番下に敷いていた消火蓋との間で化学反応してしまったのだと思われます。

これに懲りて、次からはスチール缶の底に紙か布の敷物を置いて消火蓋と直接触れないようにしたいと思います。

下の写真ですが、左から五徳(調理器具を載せるフレーム)、ストーブ本体にかぶせた火力調整蓋と、それに丸め込んだ風防、そして消火蓋が立てかけてあります。  (左隅に移っているのは、東急ハンズで買った50mLビーカーですが、ガラス台の上に乗せてありますので映り込みが合わさって、ビンか何かに見えますね。)


これら一式がまるまるとスチール缶に納まります。

黄緑色なのは、電子ライター、次いでロウソクを数本入れたプラケース、黒いのはスチール缶を包む袋です。サングラスを購入した時についてきたものを利用しました。
スポイトはアルコール注入用に使います(燃焼中は大変危険ですので燃料の追加注入はできません、点火前か消火後にのみ使用)。


後ほどこのコンロと、普通のアルコールランプでお湯を沸かして比較してみることにします。




明けましておめでとうございます。

2016年01月01日 | 道具

 古い甕を利用して、火鉢にしようと思いつきました。

当時として極一般的だったであろう、普通のカメです。その為、土の材質が現在のものと比べると かなり低品質で、「土混じり」といった感覚があるシロモノですが、味わいそのものは深いものがあるように思えます。

持ち上げる際に取っ手となる口の部分に、すでに「ヒビ」が入っていまして、いつボコッと行くか いささか心配ではありますが、立派に火鉢の役割をしてくれています。

五徳は近くの「こだわりホームセンター」で購入しました。ヤカンやナベを載せてゆっくりとお湯を沸かすのに便利です。火箸もそこの店で買ったものです。
炭は即席囲炉裏でこしらえた、消し炭。   実際、小規模なバーベキューをする場合、火起こしから消火までの間に、必要とされる火力は思ったほど多いものではなくて、消し炭1キロほどで済んでしまうのではないでしょうか。

消し炭、というのはそこらに落ちている山からの木の枝の乾いたものとか、そういう素材を焚火してその時の副産物として得られるものです。熾火となって真っ赤に燃えているものを火鋏でとって、水に入れるだけ。それを乾かしておけば、消し炭として再び使えるわけであります。





 座敷にもってきました。

暖冬のお正月。

暖かい日差しの中で、一風レトロな手あぶりができあがりました。

大切にとってあった本場沖縄の古酒 泡盛をいただこうかと思います。



なんといっても泡盛は、
お湯割りが最高!!!


アルコール・コンロ

2015年04月15日 | 道具
 最先端のアルコールコンロです。

左上がフレーム。その下がコンロ本体、下の赤いのはペットボトルのキャップです。大きさの比較のために置きました。この器具がいかに小型であるか分かっていただけると思います。赤いフタの下にある箱に入れられて送られてきました。

右は風防です。

  とてもよくできたフレームです。 シンプル・イズ・ベスト を地でいっている感じ。

  本体がそのフレームの中央に収まって燃料が入り、着火されます。 右上は消火用のフタ。

  大抵、屋外では風がありますから、この様にフレームに風防を巻きつけて使います。





  燃料用アルコールを入れ、点火してみます。 「ボッ!」と勢いよく火がつきました。



 燃料面のすぐ上が燃えています。
でもだんだん、炎が拡大して、コンロ本体の淵にある小孔から炎が噴き出る形に変化してきます。
  ほら、これですね。 小孔からトレネード状に炎が噴き出ています。

 わずかな(20mL弱)アルコールで、500mLのお湯を沸かす能力
があります。一人登山にはこれで十分です。

  火を弱めるには、このようなリングをかぶせます。 淵からのトレネードがシャットダウンされ、燃料中心部からの炎に切り替わる形になります。

  消火はフタするだけでスグに消えます。

  この本体だけで、¥8,000 です。 二重アルミ構造・トレネード炎加工、高価いとみるか、そうとはとらないか。

  一式で¥14,000. やっぱ高価いですよね。  でも、この軽量さはとても魅力です。