見返りの桜

2013年06月21日 | 
春まだ浅き高原の町、岐阜県恵那市山岡町

同町釡屋地区の名所、見返りの桜 です。 その昔、お殿様ご一行がここの桜の下の道をお通りになる際に、必ず振り返ってその麗しい花の姿をまぶたに焼き付けられたとのこと。

今風に申しますと、二度見の桜 といったところでしょうか。





時計草②

2013年06月20日 | 
 この植物はつる性で、こうして誘引してやりますと狭い場所にも花を開かせることができます

 時計草の仲間に、パッション・フルーツ という種類があり タマゴ大~ミカン大の果実ができます。食べてみましたが、今まで経験のない味と食感でした。
どんな味かは表現しにくいのですが、果物というよりは出汁の入った小甘練り物?でした。 種のツブツブをかみ砕きながら一緒に食べるので一個食べれば「もうごちそう様」な食感でした。

やはり花を観賞していた方がいいですね。   

カラ梅雨

2013年06月19日 | 陸貝
一向に降りませんね

庭の草木もカラカラ、畑も野山もカラカラ。さすがに種を蒔いて苗を植えたばかりの畑には、ジョウロでチョロチョロと水をやりますが、朝やって夕方にはもう水気なし。こういう梅雨も調子狂いますね

ここにもひとり。たまたま見つけたのを室内に招待してみました。

おいら居場所がなくて困っちゃうぜ。幸い、おとといの夕方さっとお湿りがあったんで久しぶりに腹いっぱい食ったせいか、      何かもよおしてきちまいましたぜ、ウムムム ・・・・  

はーっ、スッキリ

 



 何、見てんのさ。

 では、さようなら。

お食事中の方、本当にすみませんでした。

アシナガグモ

2013年06月18日 | 昆虫
ゴメンナサイね、ふだん恰好よくあんなに颯爽としてらっしゃるのに MHに捕まったばっかりに・・・・。ご自慢の鋭角に切り立った超々長~い長脚がご覧のようになってしまって  とても反省しています。
MHはあなたを前後左右縦上横下、完璧な立体使用でデジタルに載せたかったのであります。
ファーブル先生の頃には、スキャナーなんてありませんでしたから。

でもはっきり申しまして、まだまだ、夢ですね。デジタルは限界にきております。それでは次の技術は何か、と申しますと それは ホログラム なのですが、少なくともこの4~5年の間 全く噂にさえも登ってきません

一体なにがあったのでしょうか。


 こんな小さな本体で

  四方八方こんなにして全体をコントロールする。

 カンブリア爆発の末裔ですか、あなたは?

しなやかなアンテナ

2013年06月17日 | 昆虫
昆虫の目が、ものをどのように捉えどんなふうに知覚しているかは それこそ昆虫になってみないことには分かりません。

人間ならば、自分の見えているようにして他の人も同じ映像を捉え同じ神経信号が脳に届いているらしいことは おおよそ理解できます。 その後の心理的な脳内処理は多分に個性の問題になってきますので、あくまでも「見え方」についてのみの話ですが。

このハチは、頭部の触覚を非常になめらかにあやつり、そこに何があってどんな形状をしているのかまで探っています。もしかしたら、臭覚もこのアンテナに備わっているのかもしれません。ムチのようピアニストの指先のように部屋を掃除するメイドさんのように、細かなすき間のひとつも逃さず感知しています。
その超精密アンテナは、なんと顔の真ん中から直立しているではありませんか!

 第三の目ですね。




不動の滝②

2013年06月16日 | 
不動の滝は、このように二段階を経て下の渓流に流入しています。
向こうの平坦な流れから 一度小さな滝壺を持ち、

 もう一段水を巡らせてから、一気に水は下り落ちていきます。



 滝の水も、平谷村から流れて来る渓流も、なんという美しさ。併せて、白砂の輝き、山水を形作る岩石、それに附いている植生のバランスのとれた美しさにもご注目下さい。


不動の滝

2013年06月15日 | 
 このような場所は、お不動さん信仰?に関わり深い地元の人々によって、自然と名前が決まっていくのでしよう。

岐阜県恵那市上矢作(かみやはぎ)町。

達原(たつばら)渓谷、不動の滝。でした。



時計草

2013年06月14日 | 
草、と申しますよりも 時計のような花=時計花と言った方がしっくりきますね。

 ぐんぐんとツルを伸ばし 次々とツボミをつけるようになると、庭はまるで夢の庭園

 この花の配色もさることながら、まるで小学校の中庭に創られた日時計さながらにまっすぐ空を向いた時計柱とお日様の影を映し出す文字盤の見事さ美しさは、どう表現したものでしょう


犯人探し

2013年06月13日 | 昆虫
では一体、ハーブの葉っぱを食害したのは誰?

アブラムシは 吸汁専門。  
葉っぱのあちこちに丸いフンがあり、テントウ幼虫のものかも知れませんが、これはどうも何かのイモムシがしたものではないか。

  食われた虫の死骸をみつけましたが、これはクモに体液を吸われたもののようです。糸がたくさんからまりついていますから。

で、やっとこれを一匹発見しました。   

兵隊さんたちは、葉っぱを食べるこのイモムシを食べていたと思われます。そしてほとんど食べつくしてしまい、このような事が始まったのかと。

そろそろ変態(さなぎになる)次期の、活動が弱まった仲間を両方からかじっている様子です。 

   共食いに遭うと、完全変態できなくなって、こんなような姿になってしまうのでしょう。

麦と兵隊

2013年06月12日 | 昆虫
麦秋、と申しまして 早くも麦の取り入れの季節になりました。穂は色づき茎葉は黄金色に変わりつつあります。
その小麦の充実期を、アブラムシは逃すことなく穂にとりつきます。ちょっとピンボケな写真で申し訳ありません、これ一枚なもので。      グルテンをたっぷり含んだ、おいしい小麦のデンプン・ジュース や、やめてくれっ誰か何とかしてーっ。



そこで写真撮ってるあんたさんには、何の縁も義理もありませんが、こいつらと戦わせてもらいます。

 兵隊さんがきてくれた。

 
つ、強そうーっ
。 
  
     な、なにっ?あいつらが現れたの。早く逃げなきゃ。  
ムシャムシャ
  おぃおぃーっ。こいつらは俺たちの家畜だぜ、勝手に食ってもらっちゃぁいかんぞぉっ。とアリさんマーク。  ママが来ました、ママが来た。  
おほほほほほほっ。なーに言ってんのよ、食べたもん勝ちに決まってるじゃないの。さぁ子供たち。思う存ーーーっ分、食べなさいねっ。  あっ、でも食べるのは他の種族だけにしておいた方がいいわよ って、共食いしたらいけません。

兵隊さんは大変なのであります。

変態②

2013年06月11日 | 昆虫
 その変態三男はこんな顔をしておりまして 
  頭のトゲトゲがおしゃれなメッシュになっていますね。  やんちゃで暴れまわっていた頃は  パンク・ファッション をバリバリにきめておったのです。

疑ってごめんね、天道(テントウ)一家は葉っぱを食べる連中を退治してくれていたんだ。
 
彼らは肉食で、お百姓にしてみれば 益虫 でした。 裏↓
 蛹からまた成虫になっても害虫を平らげてくれるそうですから、

ゆっくり 変態 して下さい。


※これらは健やかな変態ですが、           ⇒これは多分、変態失敗。共食い?にあった可能性あり。⇒    

きゃー変態っ

2013年06月10日 | 昆虫

へっへっへっへー
危うし、おヨネ(米)さん
大事にしているハーブが虫食いだらけになり、それでもイモムシらしいものも見つからず、へんだなーと思ってあちこち葉っぱを調べていると こんなのが。
次男もへんたい長男も      口から黄色いボンドを出して
     葉っぱに貼りつき ↓ (これ三男) 
 
変態の真っ最中なのでございます。

明智鉄道車窓から②

2013年06月09日 | 田園
何の変哲もない、それでいいのです。

  雑木山は頻繁には手入れされずぐちゃぐちゃで、見ると下の田んぼは起こされてもおらず、車が入るにしても狭くて不便そう
このようなところにわざわざ行って、何かしようにもまず何したらいいか思いつきもしませんし、自分には経験がないので想像しようもない。
一般の方はまずそう思われるのでないでしょうか。 第一、人んちの持ち物だし。ですから、過疎の町や村は一生懸命イベントを開催しては市街地の住民を、ほんの一時でも「おらが村」に出向かせようとするのでしょう。
土地の持ち主が いらっしゃい、お出でなさいと誘えば来て下さる方もお見えになるでしょうから。

  この写真の背景の山の斜面をご覧ください。夏になればもっと茂って、草まるけです。虫にも刺されます

仮にもし、この山の持ち主が「お客さん」をお呼びしてこの沢で何かイベントのようなものを開くとしたら、参加人数にもよりますが、それ相応の下準備をしなければならないことでしょう。下草を刈る、道をつける、食事やバーベキューの用意ができるようにしておく、お客様が疲れたらお風呂の用意。宿泊ができるようならなおよろしい。 お客様をもてなすのは大変な作業なのです。
 これは以前ご紹介した 花白温泉 を明智鉄道線路脇から撮影したものです。向こうに見える 花白温泉へは、花白駅から約15秒。全国的にも、鉄道駅に直結している数少ない温泉のひとつでしょう。

温泉に入れますので(腕のいい料理人さんがいるそうです)入浴後、食事してゆっくりできそうです。しかも そういうことを考案した地元の方々がいらっしゃいまして、田んぼに水が入り代掻き・田植えのシーズンが近づくと近くの水田で「どろんこサッカー」のようなこととかやられるようで。


ただ、花白温泉を利用した食事入浴はできますが、宿泊施設がこの近くにない。それだけは残念ですね。


http://hanashiro.net/  ← 花白温泉HP

http://yamaokakankou.com/ibento-12%20doronnko.html ← どろんこサッカーHP

まちなかの棚田

2013年06月08日 | 田園
大都会なわけではありません、ふつうの田舎町です。
  なだらかな丘陵地の一角を何年もかけて稲をつくり石垣を積み、このような小規模な棚田になったのでしょう。

山間の広大な斜面に繰り広げられる 千枚田 ばかりが棚田ではありません、自家用に2~3枚 作られてきたこのような 段差のある田んぼも立派な 棚田です。

もしこの土地が、棚田になっておらず 山林のままであったらどうであったでしょうか。 そうでなくて もとは湿地帯か池沼だったのかもしれませんが、田んぼになって人々の食の源となると同時に、百姓が足繁く通う作業場に変わり人の手と目とが日常的に入り続ける管理地になっていったのです。

米という食料生産が、主目的です。今の時代、あまり米を食べなくなっています。ですが、食料自給率の低い日本だからこそ本当に深刻な食糧危機をいつも想定していないといけないのでは。

東南海地震とか富士山噴火などを心配している場合ですかね

  
     
                    
                            

                                 ネコそうだニャー

山寺へ続く道

2013年06月07日 | 
この道は、今はすっかり廃れてしまっている山寺に続く道>です。昨年の夏の写真です。梅雨明け頃の早朝、ジリジリと気温の上昇する兆しがこの写真からうかがえます。

MHがブログを書こうという気になのましたのも、実はこの道が原点なのであります。

  ハスの花。と申しますかスイレンと言った方が正しいのか、可憐な花をつけている水槽がありました。

  沿道の民家の方のご趣味で育てられている植物です。じっと見ておりますと、まるで芥川龍之介の世界。お釈迦様と蜘蛛の糸。

お寺は時代の流れによって寂れてしまっているのですが、趣味?とはいえ仏教のイメージの象徴でもあります ハス(スイレン)のお花がこの道に咲いているとは。

往時のお堂が金箔に彩られ、その中でお香の香りに包まれる和尚様の読経が聞こえていなくとも、道は残されているものなのですね。