やはり桃の花ですね。
本来の『桃色』のものだけではなくて、最近では1本の木に赤花と白花が混在して咲くものもありまして、それらが沢山植わっている所はまるで『桃源郷』です。
でもひな祭りは3月3日のはず。 どうして今の4月に花開くのでしょう?
まだこの時期、早朝の空気は凛としていて寒さが漂っています。 そこに浮かび上がる桃の花の綺麗な色合い。 女の子の節句ということで4月3日頃が選ばれたのではないでしょうか。
つまり、もともとはひな祭りはこの月の初め頃のものであって、それがだんだんと旧暦から新暦への切り替わりとか男の子の節句の5月5日に合わせて、語呂合わせ的に前倒しになっていったのかも知れません。
ともかくも、真冬の厳寒期には草一本生えておらずまるでモノトーンの世界。人々は春の訪れを心待ちにして、染粉で色をつけた餅を飾り冬の生活に色どりを添えたりしていたのです。
桃の花が開けばもう間違いありません。
春の訪れです。木の枝に通していたカチカチになってしまった花餅は、揚げてアラレに。
先祖伝来のお雛様には立派な『菱餅』をお供えして、皆で命が踊る春の訪れを祝う。
なんとも心楽しい昔からの行事であったことでしょう。
ちなみに、この地方では、『からすみ』という米粉のお菓子を作って近所にふるまったりする風習がありました。なぜだかそれの形は、菱餅のようなものではなくて「富士山金太郎飴」みたいな形をしています。
本来の『桃色』のものだけではなくて、最近では1本の木に赤花と白花が混在して咲くものもありまして、それらが沢山植わっている所はまるで『桃源郷』です。
でもひな祭りは3月3日のはず。 どうして今の4月に花開くのでしょう?
まだこの時期、早朝の空気は凛としていて寒さが漂っています。 そこに浮かび上がる桃の花の綺麗な色合い。 女の子の節句ということで4月3日頃が選ばれたのではないでしょうか。
つまり、もともとはひな祭りはこの月の初め頃のものであって、それがだんだんと旧暦から新暦への切り替わりとか男の子の節句の5月5日に合わせて、語呂合わせ的に前倒しになっていったのかも知れません。
ともかくも、真冬の厳寒期には草一本生えておらずまるでモノトーンの世界。人々は春の訪れを心待ちにして、染粉で色をつけた餅を飾り冬の生活に色どりを添えたりしていたのです。
桃の花が開けばもう間違いありません。
春の訪れです。木の枝に通していたカチカチになってしまった花餅は、揚げてアラレに。
先祖伝来のお雛様には立派な『菱餅』をお供えして、皆で命が踊る春の訪れを祝う。
なんとも心楽しい昔からの行事であったことでしょう。
ちなみに、この地方では、『からすみ』という米粉のお菓子を作って近所にふるまったりする風習がありました。なぜだかそれの形は、菱餅のようなものではなくて「富士山金太郎飴」みたいな形をしています。