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バス運転士への求職者の方がしばしば気にする問題に、トイレの問題があります。
「路線を運行中にトイレに行きたくなった場合、バス運転士はどの様に対処すべきか?」という質問をしばしば受けます。
場合によっては、バス運転士の仕事に興味は持ちつつも、トイレの問題を気にして応募を辞退する方が散見されます。
この事は、募集するバス会社側の盲点で、意外と上記の内容から応募を辞退しているケースが10人中1人から2人はいると感じます。
あまり、求人募集には書きづらいところですが、出来ることならハッキリさせておいた方がよいと思います。
バス運行をしていてトイレが我慢できない場合、乗客に一旦停車の旨を伝え停車後速やかに近くのトイレを使用します。
トイレが済んだ後は、トイレの件を乗客にお詫びし、かつ、運行管理者にことの顛末を報告した後に運行を再開します。
というよりも、こうするしかありませんし、会社も「漏らせ!」とは言いません。
トラックのドライバーは、ペットボトルや携帯用トイレで対応することもできますが、バス運転士はそうはいきません。
基本的には、バスの運転初心者は高速道路を運転するような業務はやりません。
そのため、上記のような対応を知るだけで、求職者の応募に関する精神的なハードルは低くなると思います。
では、貸切バスなどの高速道路上はどうでしょうか?
大変申し訳ございませんが、貸切バスは未経験のため、私には分かりません。
ただ、常識で考えて路肩に停車し、付属のトイレを使用するか、付属のトイレがない場合は外に出て携帯トイレを使用するしかないと思います。
問題はトイレを済ました後に、乗客に対する謝罪と運行管理者への報告が最も大切と感じます。
求職者の方は、きちんとした対応の仕方が各社にありますので、気負せずお気軽にご応募ください。