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若い新人バス運転士が、研修期間を修了して独車デビューした後に、しばらくして当初のハツラツした感が消えていることを、しばしば見掛けるようになりました。
最初は、希望に燃えて新スタートを行ったのに、いざ業務を開始すると大変な部分や隠れた負の部分に気付くことがあります。
主に長時間労働に順応することに関して苦労することと、先輩や同僚との距離感の掴み方に関することに集約されると、端から観てて感じます。
人間関係に関しては、以前から云うように「宇宙人と思われようと、挨拶程度の距離感でよい」と、思います。
何故なら、挨拶程度の付き合いでも業務上支障がないからです。
むしろ、人間関係を変に詰める方が、新たなトラブルの種を自分からまく結果になりやすいからです。
「触らぬ神に祟りなし」や「藪をつついて蛇が出る」の様な諺のように、自分から干渉するような真似さえしなければ、特に問題ない職場です。
問題は、長時間労働への耐性についてです。
これは、個人差もあり平気な人は、本当に苦にならない場合もありますので、自分独自の順応方法を獲得するしかありません。
私は、食事管理によって対応していますが、これが万人に適用が可能かどうかは分かりません。
しかし、若い人の場合は1年以上勤務が続くのであれば、意外と難なくクリアー出来る方が多いです。
若者独特の順応性の高さから、最初の1年間だけの期間限定な苦労なので、回答としては「1年間だけ我慢する!」なのかもしれません。
若い人は、向き不向きに関係なく、一定の業務レベルを、中高年に比べて簡単に手にすることが出来ます。
最初の内に、「思ったより大変だ!」と思っても1年間続けば、後はなんとかなるのがバス運転士の仕事かもしれません。
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