ブログでロストジェネレーションについて触れると、必ず旧約聖書の「ヨブ記」を読みなさいと云う「励まし?」なのか、こう云った話をする人がいます。
「キリスト教が好きなのか?おせっかいなのか?」は知りませんが、とにかく判を押したように勧められます。
「何故そのようなことをするのか?」と尋ねると、旧約聖書の「ヨブ記」は「今苦難にあっている人を励ます書物だからだ。」と仰います。
大きな目線で観れば、それも間違いとは云えませんが、その話は本当の核心を理解した上で云っているのか疑問です。
ユダヤ教やキリスト教の唯一の神であるヤハウェは絶対神であり、反逆者に対しては非常に厳しい制裁を加える厳格な神でもあります。
もしも、旧約聖書の「ヨブ記」を、ほんわかした慈悲のみの励ましと捉えているならば、それは間違いになります。
ヨブ記で最も伝えるべき内容は、「神は主権者であり、人間に神の行動の理由を答える義務も義理もない!」と、云うことです。
また、神の差配で起こるヨブの苦難の理由を、「カルマなどの人間の身勝手な思いで、軽々に論じることなかれ!」と云うことです。
このような状態におかれた場合は、「神よ!何故私がこんな目に遭うのか?」と理由を問うのではなく、神を信頼して「では、如何に生きるべきか?」と尋ねなさいと云うことです。
要するに、原理原則と云う「主権は神にある」ことを忘れず、「いかなる状況下でも神との信頼関係を保ちなさい。」と云う意味合いが大きいです。
このような全てのことを理解した上で、励ましの書と云うのであれば、正解でしょう。
ロストジェネレーション世代が経験したスピリチュアルブームには、物事の本質や重要な部分を隠して、一見して耳障りの良い言葉で人を誘惑するものが多いです。
このスピリチュアルブームが、最近また復活の兆しを見せてみています。
youtubeなどのメディアで、芸能人の背後の霊的存在を言ったり、物事の因果関係を勝手に霊的な解釈で解説したりなどです。
あくまでも一個人の意見でも、社会に与える影響は甚大であると感じます。
こういうことは、ギリギリ個人間の間でのみ許される?ことで、不特定多数に発信することは、ある種の卑怯なテロ行為と捉えても良いと思います。
我々に出来る防衛策は、伝統的な解釈を都度確認するしかないと感じます。
さて、私自身はよくキリスト教について言及するので、クリスチャンと云う人がいますが、キリスト教の洗礼は受けていません。
しかし、これから興るスピリチュアルブームは、聖書の正しい知識がないと惑わされると云う直感から、聖書を勉強しているのです。
アラフィフ、アラフォーの同世代の方は、洗礼を受ける受けないに関わらず、再び惑わされないように、聖書の伝統的な解釈を勉強されることをお勧めします。
最後に、現在欧米でキリスト教の教会に対する放火事件が相次いでいます。
伝統的なキリスト教が、邪魔な勢力が居るようです。
1950年代にアメリカでは、公立小学校で食事の際のお祈りを禁止したそうです。
その翌年に、アメリカでヒッピー文化が栄えたことは、意味深いです。
因みに、新約聖書を否定する方のなかにルドルフシュタイナーの言説を根拠に展開している方を散見します。
ヒッピー文化や神智学、日本の新興宗教の元(「転びバテレン」)もグノーシス主義からの派生しているように思えてなりません。
キリスト教の中にも、バテレン教の影響を受けたものが、多く散見します。
要するに日本のスピリチュアルブームは、深層では「転びバテレン」の復讐と、海外からの侵略の先駆けで、精神を侵略した後に、具体的な強権を送り込む仕組みのように私は感じています。
近年の企業文化の「踏み絵を踏ませる」ことは、何か関係があるのでしょうか?
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