(写真は、鶴見つばさ橋)
JR鶴見線・海芝浦駅は「出口のない駅」として、
また「海に最も近い駅」として鉄道ファンの間では有名です。
この京浜工業地帯のド真ん中を走るJR鶴見線は、
工業地帯・川崎市のイメージですが、実は、何と!
我が横浜市(鶴見区)を走っているのです!
という訳で、鉄道ファンを名乗る私としては、
一度は実際に、海芝浦駅へ行ってみないとマズイと思い出掛けて来ました。
JR京浜東北線の鶴見駅から、鶴見線に乗り換えて、
終点の海芝浦駅へ向います。
(JR鶴見線に沿って歩いたときの”不思議な
体験”話は2008.11.2の「鶴見線に沿って」を見てね。)
鶴見線のスタートの鶴見駅から、「海芝浦」行き
13:00発の電車に乗ります。
鶴見線は、鶴見駅が始発駅ですが、途中で行き先
が3つに分かれるので、終点は3駅あり、その
一つが「海芝浦」駅です。
工場地帯への通勤電車をイメージしていたので、
工員風の若い人が多いかと想像していたら、意外
とスーツ姿のエンジニア風のサラリーマンがほとんどです。
昼間は2時間に1本なので、ほとんど乗客はいな
いのかと思っていましたが、発車時刻になったら満席です。
電車は工業地帯を縫って進みますが、工場への
引込線でしょう、途中には様々な線路が複雑に入り乱れてます。
駅と駅の間が短く、鶴見→国道→鶴見小野→
弁天橋→浅野→新芝浦→海芝浦と進み、約10分で、あっという間に終点です。
エンジニア風の人達20人くらいと、リタイア風
のオジサン2人、それに私が終点「海芝浦」で降ります。
下の写真の様に、ドアが開くと、ホームの横は、京浜運河の海です。
改札口らしき場所は、写真の様に、東芝工場の
通用門になっていて、噂の通り、東芝の社員証が
無いと、”改札口”から出られません!
(改札口の守衛室には、一般用のトイレがあり使えます。)
東芝の社員証が無くて、東芝工場に用事のある人
は、「海芝浦」の一つ手前の「新芝浦」で
降りないといけないそうです。
東芝工場は、新芝浦から海芝浦まで延々と続いて
おり、一般の人の受付は、新芝浦駅の前にあるからだそうです。
「海芝浦」駅のホーム内の京浜運河沿いに、上の
写真の海芝公園があって、ベンチに腰掛けて海を眺めることが出来ます。
ホーム内とはいえ、案内板によると東芝の私有
地みたいです・・・この公園からの見晴らしは
素晴らしく、絶景スポットです!!
対岸の扇島を通る首都高湾岸線の「鶴見つばさ橋」が正面に見えます。
その左側には、扇島のコンビナート群が見えます。
ホームの時刻表を見ると、昼間は2時間に1本しかありません。
しかし、いくら絶景でも、この狭い公園で2時間
もやることがありません・・
急遽、予定変更して、乗ってきた電車で、先ほどのリタイア風のオジサン2人と一緒に戻る事にしました。
改札口はありませんが、下の写真のSuicaの出場用と入場用の端末が設置してあり、この両方にタッチしてから戻ります。
Suicaの端末以外に、自動券売機もあり、ここで帰りの乗車券を買うことも可能です。
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更家
○ちゃんです
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