(写真は、万座プリンス・スキー場)
お盆休みは、いつも温泉にのんびりと浸かること
にしています。
このところは群馬県の温泉にハマっています。
これまで、伊香保、草津、磯部、四万、水上へ
行きましたが、今年のお盆休みは、上信越高原
国立公園の中にある万座温泉に行って来ました。
万座温泉は、群馬県と長野県の県境に位置して
いて、標高1,800mという高地にある豊富な
湯量の温泉です。
80℃の高温の酸性硫黄泉で、江戸末期に湯治場
として有名になりましたが、現在は冬季の
スキー場として賑わっています。
横浜→JR京浜東北線→上野(10:00)→JR高崎・
我妻線[草津1号]→(12:31)長野原草津口
(12:33)→(12:47)万座鹿沢口 →
西武高原バス(13:02)→(13:47)万座温泉
JR長野原草津口経由で、嬬恋村の玄関口であるJR
万座鹿沢口(まんざかざわぐち)駅へ向かいます。
J万座鹿沢口駅で列車を下りて、駅前の広場で西武
高原バスに乗り、万座ハイウェーで、万座温泉へ
向かいます。
万座ハイウェー沿いには、白樺とカラマツの林が
広がり、嬬恋村の牧場やスキー場等があり、
バスは爽やかな緑の風景の中を抜けて行きます。
(嬬恋牧場)
”西武”高原バスは、嬬恋”プリンスホテル”を
経て、万座”プリンスホテル”に着きました。
(万座プリンスホテルのスキー場)
ここで旅館からの送迎バスに乗って、ここから
5分の今晩の宿・万座亭(1泊2食:14,000円)
に着きました。
宿に着くと、早速、周辺のウォーキングに出掛け
ます。
猛暑の横浜から半袖で出掛けて来たのですが、
やはり、ここは標高1,800mとあって、半袖
では寒くて震えます・・・
万座亭を出て、万座温泉の湯畑へ下りて行きます。
湯畑は、少し薄い緑色をしていて綺麗ですが、
強烈な硫化水素が噴出していて、近寄って
行ったら頭がクラクラしてきました・・・
湯畑から、万座川を渡り、草木の生えていない
「熊四郎山遊歩道」に入ります。
先程の湯畑を右下に見ながら、整備された木の
階段の遊歩道を上ると、東屋という見晴し台に
着きました。
この東屋の上方の稜線が、群馬県と長野県の
分水嶺になっているらしいです。
案内板には、この周辺のウォーキングコースの
地図がありますが、硫化水素のせいでしょうか、
すすけていて読めません・・・
でも、この見晴し台から、熊四郎山遊歩道の
コースがほぼ一望出来て、見える限りでは
大丈夫そうなので、先に進むことにしました。
先ずは、東屋から見えた木の橋を目指します。
木の橋へ向かう途中の写真の松の木に説明板が
ありました。
それによると、「このマツはここの硫気地帯の
様に厳しい環境にも耐えることの出来る強い
植物」とあります。
先程、東屋から見えた木の橋に着きました。
高所恐怖症の人にとっては厳しいコースですが、
この遊歩道がよく整備されているのに感心
しました。
少し石段を上って行くと、この辺りが一番高い
場所でしょうか、写真の様に、遠く眼下に東屋の
見晴台が見えます。
一番高い場所から、かなり急で長い山道を下りて
行きます。
しっかりした石段なので、急ではありますが歩き
易いです。
逆回りだったら、このかなり急な石段を上ら
なければならなかった訳なので、遊歩道の左回り
コースは正解でした。
急な石段の先に、次頁の写真の「熊四郎洞窟」が
ありました。
案内板によると、この近くで石器時代の遺物が
発見されたことから、この洞窟は先史時代の
人々が利用していたらしいです。
コースの途中には、色々な草花が咲いていました。
上の写真は、「チャツボミゴケ」で、説明板に
よると、硫黄泉など強酸性の水が流れる所で
しか見られない珍しい苔だそうです。
熊四郎洞窟を出て、更に石段を下りて行くと、
写真の「万座薬師堂」に到着しました。
万座薬師堂の前は、先程の熊四郎山遊歩道の
スタート地点で、無事に元の場所まで戻って
来ました。
短時間で万座温泉の周辺を散策して、素晴らしい
景色を堪能出来て大満足でした。
今晩の宿の万座亭に戻り、食事前に温泉に入り
ます。
内湯は、写真の様に全て木造作りで雰囲気が
あります。
(万座亭のパンフレットから)
乳白色で強い硫黄臭がします。
露天風呂は、写真の様にログハウスで、お湯に
浸って見えるスキー場の緑のゲレンデが素敵
です。
(万座亭の公式ホームページから)
(夕食)
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