(写真は、紅葉の名所「鳴子峡」)
強風と横殴りの雨の中を、「尿前の関」と「封人の家」の見物
を何とか終わり、鳴子温泉駅に戻って来ました。
駅前には足湯(無料)が上の写真の右側の様に設置されて
います。
鳴子温泉は、”日本三大こけし発祥の地”ということで、
温泉街のあちらこちらに「こけし」の姿があります。
駅周辺の飲食店で遅い昼食を食べます。
上の「山菜そば」の左側は、甘味噌を香ばしいシソの葉で
巻いたもので、鳴子温泉名物の「焼きしそ巻き」です。
(温泉卵と「こごめ」のお浸し)
話は少し前後します。
封人の家へ向かうため鳴子温泉駅から「奥の細道号」に乗車
しましたが、鳴子温泉駅を出ると、電車は直ぐにトンネルに
入ります。
そのトンネルの前で、紅葉の名所の「鳴子峡」がチラリと
見えるので、シーズン中は減速運転をしてくれます。
車窓からは、一面の紅葉と、渓谷に架かる「大深沢橋」が、
前頁の写真の青丸印の様に小さく望めます。
下の写真は、逆に、その「大深沢橋」から、「奥の細道号」が
トンネルに入る瞬間を捉えた写真です。
(TV朝日BS「鉄道絶景の旅」から:写真の白丸印が
奥の細道号)
(TV朝日BS「鉄道絶景の旅」から:大深沢橋)
(TV朝日BS「鉄道絶景の旅」から:奥の細道号)
「鳴子温泉」は、1000年以上の歴史を有し、仙台の
秋保温泉、福島の飯坂温泉と並んで、古くから「奥州三名湯」
の一つに数えられています。
また「鳴子温泉郷」は、その中心となる「鳴子温泉」、更に
「東鳴子温泉」、「川渡(かわたび)温泉」、「中山平
(なかやまだいら)温泉」、「鬼首(おにこうべ)温泉」の
五つの温泉の総称です。
「鳴子温泉郷」は、多彩な泉質の温泉地が集まっており、
何と!、19種類もの泉質が鳴子温泉郷にあるそうです。
「鳴子温泉」は、各旅館がそれぞれ独自の泉源を有している
ため、各旅館で泉質が少しずつ異なるそうです。
遅い昼食を食べ終えて、温泉街の端にある、宿泊予定の
「鳴子観光ホテル」へ向かいます。
鳴子温泉の温泉街を通り抜けてホテルへ向かいますが、温泉街
には、閉鎖された旅館や更地が点在し、寂れた印象です。
宿泊した上の写真の鳴子観光ホテルは、400年の歴史が
あり、102もの部屋がありますが、所謂、高度成長時代の
大型宿泊施設です。
(ホテルの部屋からの温泉街の眺め)
このホテルの源泉の温度は、70度と高いため、常に加水して
いるそうです。
(男湯「源蔵の湯」:ホテルのパンフレットから)
露天風呂は屋根付きの檜風呂でした。
(露天風呂:ホテルのパンフレットから)
以下、夕食です。
(刺身、牛舌焼き、仙台牛しゃぶしゃぶ等)
(カニあんかけ茶碗蒸し、アワビのロースト)
(冷酒の利き酒)