ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

多摩川を歩く(その98)(「民宿・たちばな」:山梨県丹波山村) 2023.11.14

 

(古民家を改修した食事処「灯里(あかり)」)

 

 

上の写真の「丹波山村役場」で貰ったたくさんの資料を抱えて、今晩の宿「民宿・たちばな」に向かいます。

   

(「民宿・たちばな」、素泊まり:3,700円)

「民宿・たちばな」の女将は、丹波山村を深く愛するとても良い人でした。

但し、現在は、高齢で神経痛の痛みが酷く、食事も作れないので、素泊まりのみにしているとのこと。

その代わりといって、朝食用に、おにぎりを無料で用意してくれました。 

宿の女将にお薦めの食堂を聞いて、夕食に出掛けます。

宿の女将に勧められた写真の食事処「灯里(あかり)」に入ります。 

この辺りの外食店はこの灯里のみで、しかも5時までしか営業してないとのことでした。

 

写真の「灯里(あかり)」は、古民家を改修した食事処でなかなか雰囲気があります。

釜戸で炊いたご飯を使用しています。

   

注文した写真の「日替わり田舎弁当」(600円)は、旬の地産地消の食材を使用しています。

食事処「灯里」を出て、「民宿・たちばな」の部屋に戻ります。

丹波山村役場で貰った色々な資料を広げて、明日の最終の歩行工程について検討したところ、下記の問題点が明らかになりました。

 

①ここから先は、路線バスもタクシーも無いこと。

 従って、これまでの様に、ゴールまで歩いて帰りは路線バス、といった方法はとれず、往復を自力で歩くしかありません。

②ここから山道を歩いて、ゴールの「笠取山の水干(みずひ)」まで20キロ(往復40キロ)もあります。

 従って、股関節炎を抱える私ににとっては無理な距離です。

 万一、途中で股関節炎が再発したら身動きがとれなくなります。

③これから先は熊が出没する地域みたいです。

 宿の女将に「この辺りで熊を見ますか?」、と聞いたら、「時々、この辺りを親子で散歩していますよ。」

 最近、全国で熊に襲われ殺傷される事件が頻発しているので、必要以上に恐れる必要はないものの慎重に見極める必要があります。

 ここから先には、携帯の圏外の場所もあるみたいで、熊に襲われても救助要請が出来ないかもしれません・・・

④インターネットのブログで色々調べましたが、ここから先を、「笠取山の水干」まで歩いて往復した人がいません・・・

 中央本線の「JR塩山駅」から「作場平口」へ、タクシーで1時間かけて行き笠取山に登った人は大勢いました。

 但し、この場合は、丹波山村役場と作場平口の間の歩きが抜けるので、厳密には、多摩川河口から源流までの”完全”踏破にはなりません。

 

どうやら、現時点ではここまでで、これから先の歩きのルートはギブアップです!

気候のよい秋になったら、タクシー利用も含めて検討して、「笠取山の水干」のゴールを目指したいと思いますが・・・

 

 

 

 

 

多摩川を歩く・丹波山村(山梨県)

 

 

 

ps.

ここまでの「多摩川を歩く」と「五街道踏破」については、「中山道を歩く 」の中程の一覧表と、冒頭の一覧表の見たい項目をクリックしてね。


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コメント一覧

mrsaraie
ushi_7さんへ

ええ、その土地で採れた旬の食材の「日替わり田舎弁当」、まさに理想的でした。

そうなんですよね、私も、丹波山村→笠取山の行程を、地図で何度も見直しましたが、股関節炎に高齢の私にとっては、きつい距離です。

年寄りの冷や水・・・、周りに迷惑をかけるかもしてないので無理はしません。

ええ、でも、いつか季節の良い時期に、タクシーを使ってでも水源を見に行くつもりで、安全な計画を練っています。
ushi_7
こんばんは(*´˘`*)
「日替わり田舎弁当」
その土地で採れた旬の食材のお弁当
まさに理想的ですね。
自分はプラス大盛りで…

丹波山村→笠取山
改めて地図を見直してみると
きつい距離ですね
無理は禁物です。
でもウォークさんの事だから
いつかは水源を見に行くのではないか…
と思います。
その時はまた旅のレポートを
お願いいたします。
mrsaraie
yamasaさんへ

いや~!、平坦な道でも50キロは凄いです!

延々と羽田空港からここまでは、歩きでのある良いコースでしたが、ここから先の往復40キロの山道は、年齢と持病の股関節炎を考えるとさすがにギブアップです。

ええ、地産地消の食材にかまどのご飯の「日替わり田舎弁当」600円は、安くて美味しかったですよ。
yamasa
こんばんは。
歩きでのある良いコースですね。。。(*^▽^*)
平坦な道なら、50km歩いた事がありますが、山道ですとかなりきついでしょうね。
「日替わり田舎弁当」600円は安くて美味しそうです。。。(*^▽^*)
地産地消の食材にかまどのご飯は、頂いてみたいです。
mrsaraie
iinnaさんへ

笠取山の水干行きコースは、往復40キロもあって、私の年齢、体力ではとても無理と判断、断念しました。

ええ、古民家・灯里の食事処の雰囲気がよくて何よりでした。
iinna
「笠取山の水干(みずひ)」行コースは20キロ(往復40キロ)もあって断念されましたか。残念

それでも、古民家「灯里(あかり)」の食事処の雰囲気がよくて何よりでした。

町田の薬師池公園での早乙女の姿を、テレビなどでなく直に初めて見ました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/0c359d58966ff52e783814fa031fe076
mrsaraie
hidebachさんへ

ええ、自分なりには、ずいぶん頑張ったつもりですが、このシリーズのいったん中断にご理解いただきありがとうございます。

そう、もう少し若ければ、踏破出来ただろうにという思いは残りましたが、これからは年齢相応に、段々と旅の範囲が狭まりますが、他人に迷惑を掛けない様に旅をします。

家の周辺を歩くのも、歩き方によっては旅になりますので、お互いに前向きに考えましょう。
hidebach
ずいぶん頑張りましたね。
この先は無理のようですね、
もう少し若ければ行くことが出たでしょうが・・・

大変お疲れさまでした。
ボクはとうの昔に、歩くのを諦めました。
旅することさえ、躊躇します。
mrsaraie
s1504さんへ

源流までの行程を勘案、いったん中断の決断にご理解を頂きありがとうございます。

羽田飛行場をスタートして、ゴールへあと一歩の丹波山村役場まで何とかたどり着いたのに、現在の私の体力では如何せん、残念です。

ええ、唯一の食堂「灯里」の定食も、泊った民宿の女将さんも素敵だったので、気候の良いときにもう一度宿泊して「のめこい湯」に入りたいです。

次回は、塩山経由になるかもしれませんが・・・
s1504
源流までの行程は半端じゃありませんね。
片道20キロ、往復40キロは気力だけでは踏破できません。
しかもケータイも圏外の場所が。
無理しないで秋に仕上げをしたらいいと思います。
ここまで来たのにと残念でしょうが、一時ストップもだいじなこと。
そうそう、唯一の食堂「灯里」の定食が魅力的でした。
泊った民宿の女将さんにもエールを送りたいですね。
塩山に知り合いがいたので、この地名を聞くと懐かしいです。
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