いよいよ最終日。現地に向うまでは雨が降り続いていましたが、林道に入ると曇空時々陽もさすようになってきました。情報では途中土砂崩れが有り、結構歩いてから入渓との事でしたが、行ってみれば数日前に廃土し所々に砂利も入っていて快適に入ることが出来ました。途中数台の車が駐車していて、数人がいかにも山菜取りと判る格好で準備をしていましたが、上流には車一台も見当たらず、これは貸切状態とニコニコしながら入渓の準備をしました。昨日、渓から上がり車まで戻る林道脇で、沢山のワラビをチョイスしたので、準備をしながらも目は道脇をキョロキョロとワラビを探していました。
渓に降り恒例のバクチクを鳴らし、森の番人さんに遊びに来た事を告げ、先行させてもらいました。最初の場所でチビながらもフライを追う姿を確認し、活性が良いと判断。すぐにチビヤマメが流れの中からヒット。その上のよどみの流真脇を下流から叩き、別の流れがぶつかる下側で飛びついてくれました。26.5cmの丸々と太ったイワナでした。太っているせいか引きがつよく、もしかしてと頭をよぎりましたが残念でした。でも引きは最高でした。さらに交換しなが釣り上がりましたが、反応してくれるのはチビ君ばかりで少々ガッカリでした。
遅い昼食後移動し、さらに上流に入りました。ライズを見つけ狙いますが、沈んでしまい反応なし。高巻をして再度釣り上がりますが、チビの反応だけでした。帰りを考え退渓納竿とし、遠征を終了一路家路に着きました。次回の遠征は9月の岩手になりそうです。