今日は以前(10年位前?)に入渓した上流部に入りました。
この渓を選んだのは神の声D氏から助言を得ていたからです。
話をしていると過去の記憶が戻り、再調査の意味合いも兼ねて決定した次第です。
前回は下流でフリフリをしていましたが、結構奥がありそうなので林道を進みますが、工事中注意の看板が鎮座していました。
増水による路肩の決壊でまだ工事は始まってはいませんが、車幅がギリギリなので手前に止め歩いて上流を目指します。
渓との落差のない所から入渓しスタート、相方N氏先行で進みます。
写真の奥をやらしてもらうと反応あり、合わせが早かったのかフッキングはしませんでしたが、生命感を確認し俄然やる気がわいてきました。
少し上流で初ヒット。小粒ですが保険の一枚を撮りひと安心。 続いて少し良い型が出ましたが、撮る前にトンヅラ。
相方にも反応がありますが、なかなか型が上がりません。
ゴルジュ帯に入り釣り進みますが、いよいよ通らずに当たり戻って斜面をよじ登り一度退渓。
林道を上流に進みますが、渓との落差が多くとても降りられる状態(ゴルジュ)ではありませんです。
対岸には植林された杉林があるので、ぜったい対岸に渡る作業路があるはずなんですが・・・・・潅木・笹が多く判りません。
暫らく歩いて落差の少ない場所から再度入渓、直ぐに相方N氏にヒット。
交換してもらいヒット。活性が上がってきました。
ある巻き返しで良い型が見に来たので粘りましたが、早合わせでなんなく沈されました。
先行していたN氏のロッドが弧を描いています。
続いて振らせてもらいヒット↓
更に釣り上がりますが、またまた通らずに当たり仕方なく入渓点に戻り退渓。
ただひたすら歩いて車まで戻り、最後に車の周辺を上下に分かれてフリフリ。
気になるプールを前に一服。
爆竹を鳴らし、リーダーとティペットを交換。
何度か流して見るも反応が無い。何故か先に進もうという気が起こらず、再度同じ場所を流し続けるとフライが吸い込まれました。
丸々と太ったイワナが最後の御褒美に出て来てくれました。
今回の釣行で自然の脅威と言うか力を改めて感じました。
おそらくこの渓も前日だと遡行するのが困難な水量だったと思いますが、懐の深い東北の渓だからこそなせる業だとつくづく思いました。
何時までも天然林の多い渓流であってほしいと思った釣行でした。
途中、気になる支流があり、又、調査に入りたいと思いましたです。