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《コレステロールが!?》
骨を壊す破骨細胞と骨を作り直す骨芽細胞のバランスの乱れが骨粗鬆症の原因の一つですが、これはホルモン(特に女性ホルモン)の乱れによって起こります。
そのホルモンの材料はコレステロールです。世間ではコレステロールは悪者扱いされていますが、実は人間にとって無くてはならないものです。
コレステロールは血液中を流れる脂質(油)で、エネルギーとして使われたり細胞膜や臓器や神経やホルモンの材料になります。また肌や髪に潤いを与えたりもします。
血液中を流れる油の形は4種類あります。それらはトリグリセリド、コレステロール、リン脂質、脂肪酸の4つです。更にコレステロールはLDLとHDLに細かく分類されます。しかし、LDLを悪玉、HDLを善玉などと呼んでしまうと何だかなぁと思ってしまいます。
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トリグリセリドは中性脂肪とも呼ばれて、グリセロールに3個の脂肪酸がくっ付いています。これは皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられて必要に応じて脂肪酸とグリセロールに分解されてエネルギーにはなります。だから貯蔵脂肪とも呼ばれています。
コレステロールとリン脂質は細胞膜やホルモンやビタミンDや神経細胞の原料になります。だから構造脂肪とも呼ばれています。リン脂質はグリセロールに2つの脂肪酸と1つのリン酸がくっ付いた形をしています。リン脂質は水にも油にも馴染みやすく細胞膜に最適な形をしています。
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