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「カルシウムが不足しているようで骨粗鬆症が心配なんです」という話を伺いました。
《骨粗鬆症はカルシウムだけの問題ではありません。》
世間のイメージは「骨の丈夫さ=カルシウム」なんですよね。
しかし、骨粗鬆症はむしろ他の問題の方が大きいです。世間の宣伝効果は凄い威力だと思います。
他の問題とはビタミンDであっり、ホルモンによる骨代謝の問題です。
因みに、国が勧めているカルシウムの摂取量は成人1日あたり600〜800mgです。牛乳一本が約220mgです。
戦前の日本人は約400mgの摂取量でした。
骨粗鬆症がカルシウムだけの問題ならば、戦前の日本人は骨粗鬆症だらけだったということになります。
カルシウム以外の問題で、骨を作る時に必要なビタミンDは椎茸などにたくさん含まれているし、日光を浴びれば自分の体の中で作り出すこともできます。
もう一つの問題である骨代謝ですが、骨代謝は破骨細胞と骨芽細胞のバランスによって成り立っていますが、そのバランスが乱れて破骨細胞が優勢になりすぎると骨がどんどん脆くなってしまいます。それを防ぐには骨への刺激が大切です。そのためには歩くのが一番!自転車ではダメです。骨への刺激がありませんから。
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ビタミンD
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