しん健堂

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腎臓が弱ると腰痛が起こりやすくなります。

2023-12-22 09:54:00 | 症例
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《要になるのは大腰筋》

「水」の季節「冬」には腎臓と膀胱の弱りには注意が必要ですが、それぞれの臓器に関わる筋肉があります。東洋医学では副腎は腎経として扱われるので、副腎に関わる筋肉も影響を受けやすくなります。

腎臓に関わる筋肉は「大腰筋」です。この筋肉は12胸椎・腰椎(1〜5)から内臓の下を通って大腿骨の小転子にかけて付いている筋肉です。外から触れることは難しいインナーマッスルの代表的な筋肉です。

大腰筋は太ももを引き上げる時に使う筋肉ですが、走る時よりも主に歩く時によく使う筋肉です。そしてこの筋肉は内臓の下を通っているので、しっかり動かすことで内臓を内側からマッサージする効果もあります。

腎臓が弱ると大腰筋が弱りますが、大腰筋が弱ると「腰痛」が起こりやすくなります。冬場だけでなく、腰回りや足元が冷えると「腰痛」が起こりやすいという人は大腰筋の弱りが大きく関係している場合が多いです。

弱った大腰筋の力を回復させる「大腰筋のツボ」というものがあります。その場所はおへその斜め上の約2.5cmの所です。(左右1つずつあります。)そこを刺激すると弱った力を回復させることができます。

その大腰筋のツボを刺激しながら、ゆっくり無理のない範囲で動かすことによってその効果は更に高まります。(痛みが出ない範囲で行うことが大切です。)

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