東京都 平井様からのオーダー
★9/24の続き・・・
インサートホール作成の前にエッジ陥没の修正と
滑走面の張替え作業からしなくては・・・
補修箇所の現状は9/24のブログで紹介したこちら↓
Aライン周辺の滑走面素材が浮き上がっていて
接着が剥がれてきているようでソールが凸凹してます。
そしてBラインのエッジ際が隙間が出来ています。
(爪楊枝の先が3ミリほど入る僅かな隙間ですが)
ここもエッジが押されて外側へ若干いびつに膨らんでいます。
~~作業行程~~
1)A~Bラインに添って滑走面を3センチ幅で剥がします。
ペンチで引っ張っただけで簡単に剥がれた。
本来はのみで削り起こすんですが・・・
先にエッジを少しづつ丁寧にたたき出し
元のきれいなアーチに復元作業から開始。
叩き過ぎるとエッジをますます伸ばす事になるし
そうなると後が厄介、ここは慎重に丁寧に・・・
ただし、陥没で一度エッジが微妙に伸ばされている為、
若干いびつさが残ってしまいますが出来るだけ以前より
陥没跡が目立たないように修正。
何とか見栄えのいいアーチに戻ったかな?
2)アーチが戻ったところで先にBラインの滑走面を
エッジ際にきっちり仮接着。熱プレスして1時間待ち!!
3)プレスを外し次には浮き上がった滑走面を半円に抜き取ります。
出来るだけ小さい方の型抜きを使用したかったのですが
範囲が広くて大きい型で抜き取る事になります。
ついでに貼り付ける新しい素材もカットします。↓
抜き取った補修箇所がこちら↓
滑走面がしっかり接着されていると中のエッジモールは
サビないのに、滑走面を剥がしたら案の定真っ赤にサビてました。
ボードが到着した時もしかしてそうなっているのではと
実は心配していたんです。
サビてるとその部分の接着が弱くなりますから出来るだけ
サビは除去します。
特にこの部分はシャベルでもありまた雪接点でも
ある為、ターン時に結構ここ負荷が掛かりますから
剥がれないようにしっかり接着します。
4)接着剤をたっぷり塗り切り抜いた新しい滑走面を
貼り付け接着!
切り取る素材は、熱プレスで加熱しながら接着する為、
素材の伸び率も考慮して貼り付け素材をカットします。
素材が丁度良すぎれば素材が伸びて盛り上がり歪むし、
ゆとりを取りすぎれば隙間ができる。
そこは感と経験が試される所!!(^_-)-☆
プレスを外せばきっちり密着のはず・・・
そして素材の張り付けた画像をと思ったら、
まずい!ぶれてる~~~(^_^;)
その画像は明日公開
そしてインサートホール作成します。
重傷を扱う事はチュンナッパーの腕を磨くいい機会です。
でもそれはユーザーさんの悲しい出来事と犠牲の元に
勉強させて頂いている訳ですから
しっかり復元できるように腕を磨き
喜んで頂ける修復に勤めます!
頼れるサポート隊長になりたい!!
傷を負った板は可愛い相棒でしょう。
少しでも長く雪面で活躍させてあげて下さいね。
雪板をこよなく愛する皆さんへ
★9/24の続き・・・
インサートホール作成の前にエッジ陥没の修正と
滑走面の張替え作業からしなくては・・・
補修箇所の現状は9/24のブログで紹介したこちら↓
Aライン周辺の滑走面素材が浮き上がっていて
接着が剥がれてきているようでソールが凸凹してます。
そしてBラインのエッジ際が隙間が出来ています。
(爪楊枝の先が3ミリほど入る僅かな隙間ですが)
ここもエッジが押されて外側へ若干いびつに膨らんでいます。
~~作業行程~~
1)A~Bラインに添って滑走面を3センチ幅で剥がします。
ペンチで引っ張っただけで簡単に剥がれた。
本来はのみで削り起こすんですが・・・
先にエッジを少しづつ丁寧にたたき出し
元のきれいなアーチに復元作業から開始。
叩き過ぎるとエッジをますます伸ばす事になるし
そうなると後が厄介、ここは慎重に丁寧に・・・
ただし、陥没で一度エッジが微妙に伸ばされている為、
若干いびつさが残ってしまいますが出来るだけ以前より
陥没跡が目立たないように修正。
何とか見栄えのいいアーチに戻ったかな?
2)アーチが戻ったところで先にBラインの滑走面を
エッジ際にきっちり仮接着。熱プレスして1時間待ち!!
3)プレスを外し次には浮き上がった滑走面を半円に抜き取ります。
出来るだけ小さい方の型抜きを使用したかったのですが
範囲が広くて大きい型で抜き取る事になります。
ついでに貼り付ける新しい素材もカットします。↓
抜き取った補修箇所がこちら↓
滑走面がしっかり接着されていると中のエッジモールは
サビないのに、滑走面を剥がしたら案の定真っ赤にサビてました。
ボードが到着した時もしかしてそうなっているのではと
実は心配していたんです。
サビてるとその部分の接着が弱くなりますから出来るだけ
サビは除去します。
特にこの部分はシャベルでもありまた雪接点でも
ある為、ターン時に結構ここ負荷が掛かりますから
剥がれないようにしっかり接着します。
4)接着剤をたっぷり塗り切り抜いた新しい滑走面を
貼り付け接着!
切り取る素材は、熱プレスで加熱しながら接着する為、
素材の伸び率も考慮して貼り付け素材をカットします。
素材が丁度良すぎれば素材が伸びて盛り上がり歪むし、
ゆとりを取りすぎれば隙間ができる。
そこは感と経験が試される所!!(^_-)-☆
プレスを外せばきっちり密着のはず・・・
そして素材の張り付けた画像をと思ったら、
まずい!ぶれてる~~~(^_^;)
その画像は明日公開
そしてインサートホール作成します。
重傷を扱う事はチュンナッパーの腕を磨くいい機会です。
でもそれはユーザーさんの悲しい出来事と犠牲の元に
勉強させて頂いている訳ですから
しっかり復元できるように腕を磨き
喜んで頂ける修復に勤めます!
頼れるサポート隊長になりたい!!
傷を負った板は可愛い相棒でしょう。
少しでも長く雪面で活躍させてあげて下さいね。
雪板をこよなく愛する皆さんへ