最近よく聞く「PM2.5」ですが、空気が悪いっていうのは分かるけど、どういう意味でしょう?
苦手な人は太字部分でざっくり覚えましょう!
微小粒子状物質(Particulate Matter)の頭文字のPとMを取っていて、2.5は大きさです。
µm(ミクロン)は1000分の1mmです。
PM2.5はその2.5μm前後の大きさの微粒子が50%を占める状態を言うので、2.5μより小さい
物質も大きい物質も含まれます。
正しくは、粒子径2.5μmで50%の捕集効率(ろ過効率)を持つフィルターを通して採集された
粒子径の異なる微粒子のまとまりのことです。
PM2.5=2.5μm前後のものすごく小さな物質 サラ砂の36分の1の小ささ
PM2.5の発生源としては、火山活動などの自然起源、工場や自動車からの排出ガスなどの人為起源、海外からの移流など多様な排出源があります。
物質が何か分からないですが、基準は1日平均1㎥(1m各)あたり35μg(0.035g米粒くらい)以下です。
ではなぜ物質の種類よりも、大きさで管理するかというと、5μ以下くらいから、息を吸い込んだ時に物質が肺に到達しやすくなり、呼吸器に影響を与えてしまうからです。
また、小さくて軽いから下に沈まないのでいつまでも存在し、風で容易に運ばれるということです。
あまりにも小さいから、いつまでも空気にいるし、吸えば肺まで到達して、ぜんそくや気管支炎を引き起こす
環境省からもPM2.5が70μg/㎥(基準の2倍)を超えたら外出を控えて下さい。等を言ってますね。
大阪濃度マップ(下記のURL)で二酸化硫黄を微小粒子状物質に変えて、測定値にチェックを入れて表示ボタンを押せば毎日速報が見られますよ
http://taiki.kankyo.pref.osaka.jp/TaikiGIS/apps