http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20130318k0000e020159000c
パナソニックがプラズマテレビの生産から撤退することが18日、明らかになった。4000億円超を投資
して兵庫県尼崎市にプラズマパネル工場3棟を建設したが、14年度にも生産を停止する見通し。
パナソニックのテレビ事業は5年連続の赤字を見込んでおり、液晶パネルも外部調達を増やす方針だ。
同社は家電事業の象徴であるテレビ事業を縮小し、航空機向けシステムや自動車部品など企業向け
事業を中心とする収益構造への転換を急ぐ。
28日に公表する中期経営計画で、津賀一宏社長が明らかにする。パナソニックの撤退でプラズマ
テレビを手掛ける国内電機メーカーはなくなる。
パナソニックは、大画面での画質の良さを武器にプラズマを薄型テレビの本命と位置づけていたが、
液晶テレビの画質向上や大画面化で優位性を失った。消費電力が大きい難点もあり、市場縮小が
際立つプラズマの事業存続は難しいと判断した。
果たして敗因はこれだけなのだろうか
直接納品をして直接ユーザーに接した感想からすると
松下幸之助が嘆くような硬直した考え方が現場には蔓延していた
非常に見えにくいが確実に衰退を招く硬直した体質であった