皆さんこんにちは。
N氏と一緒に韓国出張中のにぎやかし”F”でございます。
昨日、日本から韓国へと移動し本日から作業中であります。
今回は韓国の恐るべき習慣?についてご報告いたします。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった・・・」とは
かの文豪、川端康成の名作「雪国」の書き出しとして有名ですが
今回の韓国出張はまさにそのように始まりました。
「空港へ着くと、そこは雪景色だった・・・」
一枚目の写真が韓国は仁川(いんちょん)国際空港の様子です。
機内での機長からの説明では「インチョンの天気は曇り」との
ことだったのですが、どうやら意味としては「霧が発生している」
と言いたかったのではないかと推察しています。
なにせ、着陸時に高度200mになってもまだ地上が見えない。
以前、宮崎に出張した際に社長以下弊社社員が体験した状況と
まるっきり同じで、下手すると福岡に引き返すのかとまで想像したのですが
さすがは雪国の飛行機。少々の霧も雪もものともせず見事着陸いたしまして
少々安堵しておりました。
そして、現場への移動
いつもですと高速バスで2時間で着く距離なのですが
雪のせいで路面が滑りやすく、自家用車もバスものろのろ運転
結局4時間半もバスに揺られるという、韓国出張では前代未聞の
状況となりました。
そしてその際に気づいたことが、今回の「恐るべき」点なのですが
これだけ雪が積もっているというのに。ああ、いるのに・・・・
自家用車もバスも「スタッドレスタイヤを履いていない!Σ( ̄口 ̄;」
証拠の写真がこちらです。
わー・・バスが横滑りしながら走ってるよぅ(;;)。
N氏と二人、顔を見合わせながら現場へと向かったのでした。
そして、私が見た限り、現場に着くまでにチェーンをしていた車は
なんと、たったの1台。
現場の松炭という町の中でも観察したのですが
チェーンの装着率は数%以下という、日本においては信じられない
素晴らしい状況。よくぞ事故を起こさないものだと
N氏と関心いたしました。
日本と違う点は、雪質です。
日本でいえば「パウダースノー」と呼ばれる最高の雪質
ああ、これはスキーに限った話ですけれど、そんな細かな雪が
びっしりと降り積もっているのです。
このパウダスノー、日本の雪に比べて確かに滑りにくいです。
実際町中に探検に出かけたのですが、気をつけてさえいれば
登り道、下り道でも転けることなく歩くことができました。
もちろん、日本から履いていった普通の靴でです。
なので、韓国ではスタッドレスタイヤはあまり必要でないと
思われているのではないかと推定するのですが
それにしても雪が溶けて再び凍ったときに発生する
「アイスバーン」、あるいは「ミラーバーン」といった
まさに氷の状態になったとき、果たしてどうなるのか
私にとっては非常に興味深い疑問が残るのです。
今日、その雪が溶けた状態になりました。
明日、いったい町中がどうなるのか興味深く観察したいと思うのです。
しかし、本当にびっくりしています。
所変われば品変わる。
正にそんな気持ちにさせられる一件なのでありました。