http://mainichi.jp/opinion/news/20121230k0000m070069000c.html
社説:無償化見送り 排除にとどまらずに 毎日新聞 2012年12月30日 02時30分
政府は高校無償化を朝鮮学校に適用しないことにした。民主党政権で棚上げ状態にされてきた懸案だった。ただ、これでこの問題
は終わり、ではないはずだ。
高校無償化は、国全体で生徒の学びの機会を支えるための制度で、学校自体を援助するものではない。
また教育内容でも、北朝鮮の独裁体制の礼賛や独善的な見方がみられ、問題があるとこれまでも指摘されてきた。こうした状況では
無償化の対象にすることへの違和感や反対する意見も多く出よう。
だが、朝鮮学校に学ぶ生徒の大半は日本に生まれ育ち、将来も日本社会に生きる。教科学習も日本の高校に相当し、多くの大学は
朝鮮学校卒業生に受験資格を認めてきた。高校のスポーツ競技でも交流は活発だ。
生徒それぞれの学びの機会を経済的に支える、という制度の理念に、朝鮮学校の生徒を一律に除外するのはそぐわない。
本来、生徒に罪や責任はない。単なる排除だけにとどまらない状況改善への模索を絶やすまい。
毎日新聞は書いていた
本当に生徒に罪や責任はないのだろうか
民族教育を目的とした学校でなくとも
日本の学校を選択できるのではなかろうか
少なくとも税金を使用するわけだから
私達の国に反するような教育をする学校を
通常の高校と同列に於いての判断は間違っている