端午の節句・・・・
なぜ「こいのぼり」なの・・・・
昔々中国の霊山に「竜門」という滝があり、その急流の滝を登り切った鯉には霊力が宿り、
龍になると言われていました。
ある時一匹の鯉が激しく落ちる滝水に逆らいながらも、懸命に滝を登り切ったまさにその時、
鯉の体はまぶしい光を放ち輝きながら龍へと変身し、悠々と天に昇っていったというお話です。
中国では、龍は皇帝の象徴ですから、とっても縁起の良いものだったのでしょう。
ここから、人生の中で困難に遭遇しても、この鯉のようにたくましく立ち向かい、
やがて成功することを願って「鯉のぼり」が生まれたと言われます。こちらから
一年目には「ちまき」を、二年目は「柏を餅」を食べるって知りませんでした。
最近では空高く鯉が泳ぐ姿は街中では見られなくなりましたがマンションのベランダから
「こいのぼり」が掲げてあると赤ちゃんは男の子が生まれたのかしらと、
ほのぼのとした気持ちになります。
今日は雲も一つない良いお天気、「こいのぼり」も元気よく風に吹かれ泳いでいた事でしょう