「だいたいキサマのそのキザっぷりが気に食わないのだ」
「そうだ! てめえの側にいるとこっちまで恥ずかしくなるぜ」
「ええー? やっぱ粗暴なダンナ方にはオレの美学は理解できねーのかなぁ。……いや、理解できるからこそ、嫉妬に狂う。そういうことかな、お二人さん。
地上に降り立った神と見まごうばかりの私の姿を前にして自信がぐらついてしまうのはわかるが、だからといって同じスターウルフのメンバーだということは変わりはしない!
……そうだな、気持ちはわかるさ。私の放つ光がまぶしすぎて君らがかすんでしまうとしたら本当に申し訳ないと思う。だがダンナ方、人はだれでも、自分に与えられた技量のなかでなんとか生き抜いていかねばならないのじゃないかい? そう、たとえそれが真紅のバラのようにそこに存在するだけで人を酔わせちまう力だろうと、何だろうとね。そして与えられてしまったからには、その力を使わないことは罪だ! 私はこの力を宇宙の誰にも知らしめる義務がある。
だが何てことだ……、その力がアダになって、こうしてダンナ方を嫉妬に狂わせちまうことになってしまうとは……、やはり大いなる力には大いなる責任が伴う、この言葉は真実だったようだな」
「おいレオン」
「何だ」
「久々に酔いたい気分だ。付き合うか?」
「よかろう。……ここにいると、この神とやらを地獄に送ってやりたくなりそうだ」
「力を使うも罪、使わないも罪。嗚呼! やはりオレがこの地上にいること自体が罪ということか。地上に生れ落ちた神は、天上の星を目指して飛ぶ運命……
アレ? ダンナ方ぁ、何処へ行くんだよ? つれねえなぁ、オレもお供するぜ」
「うるせー!! てめえは来るんじゃねえ!!」
「そうだ! てめえの側にいるとこっちまで恥ずかしくなるぜ」
「ええー? やっぱ粗暴なダンナ方にはオレの美学は理解できねーのかなぁ。……いや、理解できるからこそ、嫉妬に狂う。そういうことかな、お二人さん。
地上に降り立った神と見まごうばかりの私の姿を前にして自信がぐらついてしまうのはわかるが、だからといって同じスターウルフのメンバーだということは変わりはしない!
……そうだな、気持ちはわかるさ。私の放つ光がまぶしすぎて君らがかすんでしまうとしたら本当に申し訳ないと思う。だがダンナ方、人はだれでも、自分に与えられた技量のなかでなんとか生き抜いていかねばならないのじゃないかい? そう、たとえそれが真紅のバラのようにそこに存在するだけで人を酔わせちまう力だろうと、何だろうとね。そして与えられてしまったからには、その力を使わないことは罪だ! 私はこの力を宇宙の誰にも知らしめる義務がある。
だが何てことだ……、その力がアダになって、こうしてダンナ方を嫉妬に狂わせちまうことになってしまうとは……、やはり大いなる力には大いなる責任が伴う、この言葉は真実だったようだな」
「おいレオン」
「何だ」
「久々に酔いたい気分だ。付き合うか?」
「よかろう。……ここにいると、この神とやらを地獄に送ってやりたくなりそうだ」
「力を使うも罪、使わないも罪。嗚呼! やはりオレがこの地上にいること自体が罪ということか。地上に生れ落ちた神は、天上の星を目指して飛ぶ運命……
アレ? ダンナ方ぁ、何処へ行くんだよ? つれねえなぁ、オレもお供するぜ」
「うるせー!! てめえは来るんじゃねえ!!」