勢いに乗って、『アサルト』のレビューも。
『64』の正統進化を待ち望んでいたファンにとって、本当に待望の新作だったと思う。私もゲーム雑誌に情報が載るたび胸をときめかせた。全身の細胞がぜんぶ活性化してるんじゃないかと思うくらいワクワクしていた。
ストーリーは本当によくできていると思う。おなじみの面々に加えて『アドベンチャー』に登場したクリスタルを主要メンバーに迎え、スターウルフの新メンバーにパンサーが登場。ピグマやオイッコニー、昔の因縁をも巻き込んで新たなストーリーが展開される。
ゲームキューブで進化したグラフィックでシューティングができるのも素晴らしい。『アドベンチャー』のグラフィックももちろん綺麗だが、「これで『64』みたいなスターフォックスが遊べたらな~~」と誰もが思っていたはずだ。
だがその一方で、「物足りない」と感じる部分もあった。
たぶんこれは、『64』を遊んだ世代が感じる物足りなさだと思う。『64』にはあったルート分岐が『アサルト』には無い。
ルート分岐があるということは、単にステージ数が多いということだけではなく、ストーリーにも厚みを持たせていたように思う。
『64』では一回のプレイで見られるのは一本のルートだけ。ルートが変われば出会える仲間も変わり、ストーリーの展開も微妙に変わる。遊ぶたびに変わる展開が飽きさせなかったし、想像する楽しみを生んだ。
『アサルト』では、行動によってセリフや敵が変化する場合があるものの、進めるステージそのものが変化したりはしない。ストーリーは一本道であり、一度エンディングまで遊べばストーリーはすべて頭に入る。
『64』を知っている人間には、そこがどうしても物足りなく感じられてしまうのだ。
だからなのか、『アサルト』発売後しばらく、不評があちらこちらから聞こえてきた。それは主に『64』世代の物足りなさが言わせた声だったのではないか?と思っている。
雑誌の投稿や、ネット上の書き込みを見ても、『64』を知らない世代は『アサルト』を受け入れているんじゃないか?と思えた。
考えてみれば……『64』から『アサルト』までは実に8年もの期間が空いている。それだけ時間が空けば、ものの感じ方も違っていて当然かもしれない。
世代を越えて楽しめるはずのゲームが、逆にジェネレーション・ギャップを生み出してしまったのか。そう考えると少し悲しかった。
「次世代ゲーム」という言葉があるけど、任天堂のゲームにはこの言葉はしっくりこない。任天堂のゲームを形容するなら、「世代と世代をつなぐゲーム」。おとなもこどももおねーさんもみんな楽しめる。親子の共通の話題にもなり、知らない人と打ち解けるきっかけにもなるかもしれない。任天堂にはそういうゲームを作ってほしい(個人的な望みであるが)。
なのにこれで、スターフォックスのファンは『64』派と『アサルト』派に分断されたような状態になってしまうのか?と思うと気が滅入った。
いまもどこかで起きていると思うが、Wiiよりプレステのほうが格好いいとか、PSPよりDSのほうが面白いとか……そんなことでケンカするほどアホらしいことはないからね。
できたら『64』を知る世代もそうでない世代も『アサルト』を愛してくれたらいい。そう思わずにはいられない。『64』のいいところを基準として『アサルト』を見てしまうから物足りないだけで、これはこれで素晴らしい作品なのだから。
『アサルト』がWii向けにリメイクされないかなぁ、と思う。ストーリーは変わらなくていいし分岐もなくてもいい。ただ、ハイスコアが10位まで残るようにしてくれればいい。
1位のスコアしか残らないから、何度も遊ぶ楽しみが湧いてこないんだよね。
ひとつのメモリーカードで20人分もデータが残せるようになっているが、普通に考えて20人もでデータを共有することは無いだろう……?
そんなことをするくらいなら一人のハイスコアをたくさん残せるようにしてほしかったのだが……難しかったのかなあ。
『64』の正統進化を待ち望んでいたファンにとって、本当に待望の新作だったと思う。私もゲーム雑誌に情報が載るたび胸をときめかせた。全身の細胞がぜんぶ活性化してるんじゃないかと思うくらいワクワクしていた。
ストーリーは本当によくできていると思う。おなじみの面々に加えて『アドベンチャー』に登場したクリスタルを主要メンバーに迎え、スターウルフの新メンバーにパンサーが登場。ピグマやオイッコニー、昔の因縁をも巻き込んで新たなストーリーが展開される。
ゲームキューブで進化したグラフィックでシューティングができるのも素晴らしい。『アドベンチャー』のグラフィックももちろん綺麗だが、「これで『64』みたいなスターフォックスが遊べたらな~~」と誰もが思っていたはずだ。
だがその一方で、「物足りない」と感じる部分もあった。
たぶんこれは、『64』を遊んだ世代が感じる物足りなさだと思う。『64』にはあったルート分岐が『アサルト』には無い。
ルート分岐があるということは、単にステージ数が多いということだけではなく、ストーリーにも厚みを持たせていたように思う。
『64』では一回のプレイで見られるのは一本のルートだけ。ルートが変われば出会える仲間も変わり、ストーリーの展開も微妙に変わる。遊ぶたびに変わる展開が飽きさせなかったし、想像する楽しみを生んだ。
『アサルト』では、行動によってセリフや敵が変化する場合があるものの、進めるステージそのものが変化したりはしない。ストーリーは一本道であり、一度エンディングまで遊べばストーリーはすべて頭に入る。
『64』を知っている人間には、そこがどうしても物足りなく感じられてしまうのだ。
だからなのか、『アサルト』発売後しばらく、不評があちらこちらから聞こえてきた。それは主に『64』世代の物足りなさが言わせた声だったのではないか?と思っている。
雑誌の投稿や、ネット上の書き込みを見ても、『64』を知らない世代は『アサルト』を受け入れているんじゃないか?と思えた。
考えてみれば……『64』から『アサルト』までは実に8年もの期間が空いている。それだけ時間が空けば、ものの感じ方も違っていて当然かもしれない。
世代を越えて楽しめるはずのゲームが、逆にジェネレーション・ギャップを生み出してしまったのか。そう考えると少し悲しかった。
「次世代ゲーム」という言葉があるけど、任天堂のゲームにはこの言葉はしっくりこない。任天堂のゲームを形容するなら、「世代と世代をつなぐゲーム」。おとなもこどももおねーさんもみんな楽しめる。親子の共通の話題にもなり、知らない人と打ち解けるきっかけにもなるかもしれない。任天堂にはそういうゲームを作ってほしい(個人的な望みであるが)。
なのにこれで、スターフォックスのファンは『64』派と『アサルト』派に分断されたような状態になってしまうのか?と思うと気が滅入った。
いまもどこかで起きていると思うが、Wiiよりプレステのほうが格好いいとか、PSPよりDSのほうが面白いとか……そんなことでケンカするほどアホらしいことはないからね。
できたら『64』を知る世代もそうでない世代も『アサルト』を愛してくれたらいい。そう思わずにはいられない。『64』のいいところを基準として『アサルト』を見てしまうから物足りないだけで、これはこれで素晴らしい作品なのだから。
『アサルト』がWii向けにリメイクされないかなぁ、と思う。ストーリーは変わらなくていいし分岐もなくてもいい。ただ、ハイスコアが10位まで残るようにしてくれればいい。
1位のスコアしか残らないから、何度も遊ぶ楽しみが湧いてこないんだよね。
ひとつのメモリーカードで20人分もデータが残せるようになっているが、普通に考えて20人もでデータを共有することは無いだろう……?
そんなことをするくらいなら一人のハイスコアをたくさん残せるようにしてほしかったのだが……難しかったのかなあ。
僕のHIT数の記録ですか?
自慢できるほどの記録でもないので覚えていないのですが・・・。
サウリアで9999HIT出せると聞いて試してみたけど、全くできなかった覚えがあります。
「アサルト」最近遊んでないなあ・・。
あと何周も繰り返す楽しみが失われてるし、ただキャラと世界観だけを引き継いだだけ感。
コメントありがとうございます。
アサルトは・・もう少し、かゆいところに手が届くような調整を加えれば、はるかに魅力が増したのではと思うんですよ。
仲間が離脱している時はムービーでの演出も変わるとか・・。HIT数だけじゃなくて仲間の離脱の有無も記録に残るとか・・。
グラフィックが進化しただけで満足してしまった感じがあるんですよね。次回作ではそこらをがんばってほしいです。