俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

福満しげゆき先生は天才だということをはっきり言っておくぞ。

2014年12月16日 01時58分32秒 | 日々のつぶやき
……。

皆様お疲れ様です。

いま、福満しげゆき先生の『僕の小規模な生活』5巻をkindle版で読んだら、シンパシイを感じすぎてつらくなってしまった。

なんとなく友達感覚でいた女の子が、いつのまにか美しい女性になっていて自分の手の届かないところへ行ってしまう、この実体験(たぶん)をマンガにして他人に読ませるという行為は、胸をえぐられるくらいシンドイ仕事だと思うぞ。想像しただけで苦しくなってくる。

いやあ福満先生は天才ですね。
誰も言ってないかもしれないのでここで言っておこう。福満しげゆき先生は天才です。



……まあ私の場合、自分の青春時代が福満先生のそれと重なって見えるので、先生をより高く評価したい……と思っている面もある。
そして、福満先生が救われれば、ついでに自分の人生も肯定され、救われるような気がしている。

大げさか? いや違うぞ。これは決して大げさではない。
福満先生は、青春時代のルサンチマンを武器に掲げて、世界に闘いを挑んだ人だ!
たいていの男は、モテなかった青春とか、イジメられた過去とか、昔の自分の冷や汗が出るような青臭さを、まるで無かったかのようにして生きている。ほんとうは傷が癒えたわけではなく、ナマキズのまま隠し持っているだけなのに。
それを福満先生は、まるで隠さずにさらけ出して生きているんだよ!!!!
福満先生は、世の中の非モテ男子のキリストなんだよ。

どうあっても福満しげゆき先生には、成功者であってもらわなくてはならないぞ。
だって「つらい青春を送ってきた僕ですが今はそれなりに幸福です」というのなら、ストーリーとして及第であるが、「つらい青春を送ってきた僕がすこし幸福になったような気がしていましたが幻想でした」だったら、救いもへったくれもねーだろうが!!!!

福満先生は、私生活をマンガのネタにする方なので、もし仮に「いま現在の不幸な現実」みたいなのをマンガにされてしまったら読むこっちもつらいんだよ。

だから福満先生には幸せなことばかり起こらなくてはならない。そしてそれを読む私も幸せにしてくれなければならないぞ。

わかったかい? 福満しげゆき先生。
あなたは非モテ男子の救世主としてこれからも漫画界に君臨しつづけてください。

あと「ふくみつ」で変換するとどうしても最初に「福光」と出てしまいますね。私のユーザ辞書にはもうすでに、「ふくみつ」を変換したら「福満しげゆき」と出るように登録しましたがね。

みんなも福満しげゆき先生のマンガを読もう。

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