遠藤周作だったか北杜夫だったか忘れてしまったけど、何かの本でこんなことを書いていたね。曰く、人間は、自分が読むべき書物は、読むべきときがくれば必ず読むようにできていると。
今なにかそんな気がしているよ。縁のある本とはいずれ必ずめぐり会うようにできている。読めば「あぁ、これは自分が読むべき本だったのだ」ということが解る。
中島らもの『ガダラの豚』を読んだらそんなふうに思えてきた。
この小説は「呪術」とかそういうことがテーマらしいんだけど、読んでいるうちに自分も呪術にかけられているような気分になってくる。
それに加えて、おそらく中島らも自身の実体験が盛り込まれている。おもにアルコール中毒と、ドラッグの面で。
酒とクスリと呪術がミックスされてこっちの脳を襲ってくる。こわいね。ぜひご一読いただきたい本です。
……『ガダラの豚』は3分冊です。まず一冊めを読んで、おもしろくなければそこでやめたら良いでしょう。しかしおそらくは、すぐに二冊目を読みたくなると思います。
今なにかそんな気がしているよ。縁のある本とはいずれ必ずめぐり会うようにできている。読めば「あぁ、これは自分が読むべき本だったのだ」ということが解る。
中島らもの『ガダラの豚』を読んだらそんなふうに思えてきた。
この小説は「呪術」とかそういうことがテーマらしいんだけど、読んでいるうちに自分も呪術にかけられているような気分になってくる。
それに加えて、おそらく中島らも自身の実体験が盛り込まれている。おもにアルコール中毒と、ドラッグの面で。
酒とクスリと呪術がミックスされてこっちの脳を襲ってくる。こわいね。ぜひご一読いただきたい本です。
……『ガダラの豚』は3分冊です。まず一冊めを読んで、おもしろくなければそこでやめたら良いでしょう。しかしおそらくは、すぐに二冊目を読みたくなると思います。
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