風はどこ吹く、カヤックが通る

フォールディングカヤック、自転車で行ってきます

笠利湾カヤック&キャンプin奄美その3

2017年11月11日 | カヤック
2日目の夜は宴

今夜はここの集落で「種おろし」と呼ばれる収穫祭が開かれるという。本来は10月中に行われるものらしいが、立て続けに来襲した台風の影響で延期になり、たまたまこの日となったそうだ。数件のお宅を踊り歌いながら周るそうで、このキャンプ場も終盤にに会場の一つになるそうだ。


私がK1を組み立てている間、他のメンバーたちは食材の買い出しに出かけた。とりあえず、お腹が鳴りだしたのでお先に夕飯をいただくことに。


オリオンビールですっかり出来上がった頃に皆さんが帰ってきた。すでにお腹いっぱいだったが、大瀬さんのチキンをおいしくいただいた。


しばらくすると、賑やかな踊りの歌と音が聞こえてきた。皆でご近所のお宅まで歩いて迎えに行き、その後、キャンプ場での宴となった。
雰囲気は沖縄のエイサーがねり歩く「道ジュネー」というものと似ていると感じた。音楽や踊りもカチャーシーに似ていて、指笛もそっくりだった。やはり島渡りによる文化の伝来があったのだろう。
このお祭りは、新たにこの集落に移住した人のお披露目も兼ねているようで外国人の移住者もいた。小さな集落で力を合わせて生きていくための繋がりや移住者を快く受け入れる懐の深さが垣間見られた。


2拍子のリズムで私も阿波踊りで参加。大瀬さんの「ウミガメ」は子供たちに大うけで、思い出しても笑ってしまう。途中、にわか雨による中断もあったが、貴重な時間を楽しく過ごすことができた。


3日目


夜は断続的な雨であったが、酔いと疲れからからかグッスリ眠れた。今日は雨は大丈夫そうだが、北風が強そうだ。


朝食を簡単に済ませた後、皆で散歩を兼ねて海の様子を見に行った。


風速は15~20KT程度、北風が吹き寄せる笠利湾内は白波が立っている。


大瀬さん「この旗はセールに使える。」


午前中にフェリーグライドして対岸に渡る案もあったが、この状況は厳しそうだ。


戻りは海岸線を歩いて帰った。

午前中は私の気象講座?などでまったりとした時間を過ごし、午後から行動に。

フェリーグライドで行くことも考えていた奄美名物の「鶏飯」を食べに車で移動。連休中日のお昼時でけっこう待ったが、鳥だしが濃厚ながらあっさりと食べらる絶品だった。


食後は、Kさんが林道を進み奄美北部の絶景ビューポイントに連れて行ってくれた。昨日漕いだ笠利湾から


8年前に漕いだ東岸の太平側まで一望できる。朝から漕いでいたら見られない絶景だ。


ベースキャンプでコーヒーブレイクをした後、荒れる笠利湾にて追い波を利用したサーフィンの練習に。

ここから先は。。浮かんでいるのがやっとで写真なし。

大瀬さんはじめとするメンバーはマジか!?と思うような2m近くある荒波に向かって行って、時々きれいに波に乗っていた。一方私は、初めに最大瞬間風速35KT(体感)の横風をもろに食らって沈寸前となりビビッてしまい、風下側の比較的波の低い所でちょこちょこと波乗り練習。波乗りというより、沈しないためのリーン練習だったような。。


とりあえずK1の性能に助けられて沈することなく終了(退散)。


普段はサーフィンが主で、大瀬さんが来た時だけカヤックを漕ぐというKさんだが、さすが見事に波を乗りこなしていた。


今回は空荷で15リットルくらいの水タンクだけで臨んだが、高波と横風には対処の仕様がどうしようもなかった。このコンディションでソロではまず漕がないので、上達するのはいつになることやら。。




夜は備え付けのシステムキッチンで宴。私はご飯を炊いた。


この後は、大瀬さんの知り合いで帆かけサバニのメンバーであるSさんやカナダ人カーペンターのJさんも合流し、異色な賑やかな宴となった。


遅くまで飲んで0時頃就寝。明朝はサンライズカヤッキングの予定だが。。

つづく。。







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