本日は仕事しないで、ずーっとスバル弄りでした。スバル弄り6時間30分ほどです。
というのは、今週金曜日までの目標がエンジンを車体へ載せるだったのです。
この二日間は天候のせいでスバル弄りをしてなかったからねー。
その分を取り返そうということです。
まずは、リヤアクスルヨークの取付からです。
ロールピンでエンジンから生えているシャフトに取り付けるのです。
そのロールピンはもちろん新品を....
それもスバル純正部品なんて....
スバル部品番号 #051905450 です。
伝票も一緒に貼り付けてあって...
なんか懐かしい思い出になってます。2013年に私が兵庫のディラーで買っているのよね。
ということで、この部品ぐらいから地元のディラーからは、当店で販売した車体ではないからってことで出入り禁止くらったんだよね。
スバル純正部品がメーカーで保有在庫あるのに地元のディラーでは旧車だからネジ一本売ってくれず売るものがないのであなたはお客でないといわれたのが、今でもめっちゃ悔しくて新鮮に脳裏にやきついてますよ。おかけで他府県のディラーまで出向いてこうやって部品買ったんですよ。
地元ディラーへの恨み節が、また憤ります。
ちなみに、このロールピンですが、サイズは、呼びM5 × 45mm です。
当時はモノタロウを知らなかったのでディラーから買ってますが、今ならモノタロウから工業汎用部品で調達していると思います。
って、スバル弄りをしていると、地元ディラーから受けたいろんな仕打ちを思い出す。
と、いつもの愚痴をここに書いたところで...
ロールピンをハンマーでここまでサクサクと打ち込みます。
ここからがアクスルヨークの谷間になるのでハンマーが入りません。
ついてはタガネをあてて慎重にコツコツとして打ち込み成功。
反対側のアクスルヨークは、ミッションのデザインの関係で作業難易度が上がります。具体的にはハンマーを振り下ろすのが難しくなります。相応に苦戦して取付成功。
タガネを使ったのでロールピン端っこの塗料が剥がれてます。
そのままだと錆るし、このピンが錆びると抜き取るときに苦戦します。
って、ことでいつもの錆止塗料(エポローバル)を適当筆塗りです。
錆止め塗料色が嫌なので後日にシャーシブラックでも筆差しすることにします。
次は、エンジンマウント前側の取付です。
これはサクサクと取付成功。と、いってもトルク管理して締めますよ。整備書によるとなかなかのトルク指定のボルトがあります。
えーと、写真にてエンジンマウントを取り付けてますが...
今、ここで付けるのは失敗です。エンジン載せるときに取り外してやり直しましたので...
エンジン側はブラケットまでつけておいて、エンジンマウント自体は車体側(サスペンションメンバ)に先に付けた方がいいです。
次はクロスメンバを車体に仮固定してクリアランス確認です。
久しぶりの大きい部品を倉庫奥秘宝庫から持ち出します。
こいつが車体にしっくり取付できるかの確認なんですが、いきなり車体側のボルト通し穴が塗膜で塞がっているというつまらない障害です。
100均のダイヤモンド棒ヤスリをぶっ差してシコシコと研磨します。って、4個の作業で30分ぐらい時間かかりました。
仮取付しますよ。しっくり付きました。
私の痩身の力と体重をかけて、ゆすったりひねったりして車体側に変なゆがみがでないか確認です。だって錆甲冑車体だったんだもの、それを私がパッチワークした車体ですよ。念には念を入れておかしいところがないか確認するに越したことがありません。
ここでついで仕事です。
取り付けやすい状態なので「ダイナミックダンパ」という部品を取付します。
この部品ですが世間的には1個のようですが、私の車体には厚み違いのものが2個ついてました。
グレードによるものか、生産年でなにか対策仕様変更されているのかはわかりませんが、この重たい部品が2個ついていたんだから元通りに取り付けます。
この部品ですが、エンジン振動の制振対策とかなのかな?私のようなバカ脳にはわかりません。
次はエンジンマウント前側とクロスメンバをエンジンブロックへ取り付けです。
エンジンマウントブラケットってどういう向きについていたっけ?とパーツリストを見ながら組み付けます。
あれっ。なんかおかしい。
エンジンブロックとクロスメンバの隙間がこんなに空間が開いているわけがない。
再度、パーツリストの構成図を見て確認します。
バカな私はブラケットを上下逆さまに取り付けてました。
あーっ。とうとうプラモデルの組み立て図のようなパーツリストの部品構成図すらまともに解釈できないぐらい痴呆が始まっているのか?とめっちゃ心配になります。だってあの痴呆親父の血を継いでますから...
まあー、脳みそを無駄に使いまくるように勤めて痴呆にならないように気をつけることにしましょう。
正しい向きにブラケットをつけて固定ボルトを締めるときです。
この空間だとクロスメンバを取り付けしたらボルトの増し締めできないぞ。と気づきます。
そうなると、ボルトに共止めされている、冷却ファンアンダーカバー(カタツムリの座布団)への棒ブラケット角度が重要になります。
わかったよ。空冷ファン(カタツムリ)一式を仮取り付けしたらいいんでしょ?
ってことで、また倉庫奥秘宝庫を発掘です。
空冷ファンを仮取り付けした状態で、やっとブラケットの増し締めできました。6Kgのトルクで締めました。
さっさと空冷ファンを外しまして、エンジンマウントを介してクロスメンバーを取り付けました。
このエンジンマウントが曲者でした。って、純正部品だったら問題無いと思いますよ。
私のやつは、スバル系修理業者が販売している汎用部品流用品を入手しています。
それを取り付けしたのですが、クロスメンバ側は問題無しです。エンジンブラケット側に問題ありです。
クッションゴムから伸びているボルトの長さが足りません。
本当は、平ワッシャー、スプリングワッシャー、ナットとすべきですが....
スプリングワッシャーとナットだけで締め上げてこの状態です。
ナットがボルトに全部かかってませんよ。スプリングワッシャーを外せば綺麗にナットがかかりそうですが、弾むゴム部品を固定するボルトナットで、まさかスプリングワッシャーを抜くのはどうかと思うのです。
ここでちょっと疑問に感じます。
まさかスバル修理業者がこんなナットかけの状態を放置される?
もしかしたら私の車体のブラケットの方が肉厚部品が付いているとかいうことない?私の車体が一般的なやつと違うってことない?
この部品を販売しているスバル系修理業者さんは、このゴムで実績をもっておらるとのことなので、ショップの言い分を信じることにします。だって私は自動車整備はド素人なんですから、私の知らないところで、どっちをとるかの天秤にてこのマウントゴムとナットの組み合わせにショップがたどりついているはずなんですよね。こういうのは台数をこなして実績を積んでいるショップのいうことを信じるに限るとします。
で、平ワッシャー無しでスプリングワッシャーが塗装した部品に当ってますから....
メッキ部品ではなく塗装部品は、塗装が割れるんですよね。そりゃーツメが出ているスプリングを引きずるんですから...
塗装が割れると錆びるなりよ。
不細工になるけど仕方ありません。錆止め塗料をペタペタです。
これで、クロスメンバーまでがエンジンブロックに取り付けできました。
次はいよいよエンジンを車体に搭載ですよ。
ここからが本日のメインイベントです。
後輩(女性)に応援にきてもらいます。
作業途中はとても大変だったので途中写真はありません。
具体的には、ガレージジャッキの上にエンジンを乗せて上げます。
私がエンジンを押さえていて、後輩がジャッキをゆっくり移動させます。もちろんエンジンを腕の上、足の上に落としたら大惨事です。そうならないように無駄な冷や汗をかきながら慎重にです。
クロスメンバと車体ボルト通し穴が合ったところでボルトをささっと通して、そこを軸にしてエンジンをもちあげるとフロント側があがります。
フロント側のエンジンマウントを挟んでゆっくりとエンジンを降ろしてマウントを挟み込んでボルトナット固定です。
バカ脳二人が、直視できない影の部分を3D脳内イメージです。
特に相手がどういう目線で見て、前後ろ右左と物言いしているかが重要です。
何mm右振り、3mmアップとかいう私。後輩はセンターずれ5mmに見える。とか左右の傾きを連絡です。
そんなこんなで、大きいトラブルもなくドッキング成功です。
後で私が確認するようにエンジンルーム内の写真です。
後輩がめっちゃ喜んでます。
「泥んこだったエンジンルームが、めっちゃ工業部品になったやん。赤色のエンジンルームってどうかと思ってたけど産業機械みたいに見えてめっちゃええなー」
「この後は隙間に具がつまるんだよな。楽しみだわー」って....
後輩は小型の産業機械が好きらしい。だって耕運機とか精米機とかの変な話題がよくあるし(笑)
薄々気づいていたが、やっぱり後輩もメカフェチか?
エンジンマウント前側の結合部写真です。
横ほんのちょっと斜め上からの構図にて、上側の固定ナット部分。
横ちょっと斜め下からの構図にて、下側の固定ナット部分。
左リヤフェンダーからエンジンルームを覗いて仰いだ構図。
これで、今年一番のイベントが済んだ。(これが一番のイベントなのか?と突っ込まれそう)
本日の作業はこれて終了。
次はエキマニを付けたいなだけど、エキマニの海苔巻きコーデがまだだからねー。
ちょっと順番を前後させる必要ありかな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます