到着しましたクチトンネル 。
駐車場にはトイレがあるので一旦済ませます。
それにしても道中にバスが特に渋滞してるわけでもないのにクラクション鳴らしまくってうるさかった笑
うるさいのが気になる方はイヤホン必須です(❛ω❛)
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TNKジャパンさんで借りたレンタルWi-Fiがクチトンネルでもずっと繋がっていました、ベトナムのvittelという会社の電波を使っているのでおそらくvittelの現地シムでもつながると思います。
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ここでガイドさんから入場チケットが配られました。
ん?2万ドンて書いてある気がしないでもない。
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ツアーでなく自力で来ると安いんですかね?
まぁでも時間と労力考えたら断然ツアーがオススメです。
この建物に入り口がありここでチケットを提示します。
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長いトンネルを抜けるとジャングルのような場所に出ました、まず最初にベトナム戦争時にクチトンネルがどう使われていたかの説明を受けます。
ガイドによるとクチトンネルは総延長200km以上もありサイゴン川、果てはカンボジア国境付近まで通じてるそうです。
地下は3層に分かれていて一番上は爆撃により多少ダメージを受けますが、1番下の3層目は約6mの深さにあり爆撃を食らってもビクともしないそうです。
なんかこのパネル、水槽にアリの巣作らせたやつみたいですね。
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A:サイゴン川に通じてる通路
このパネル右側の水辺はサイゴン川です、地下を通ってサイゴン川に出られるようになっています。
ここから脱出したり奇襲したりしたようです。
B:竹のトラップ
万が一敵がトンネルに入りこんだらこのトラップに引っかかるようになっています。
落ちて竹にグサリ!
C:ベッドルーム
D:キッチン
火を使うので煙突があります、段階的に四角い空間がありますがこれは何でしょう?
そして煙は真上でなくキッチンから離れた場所に出るようになっています。
E:地下水
ここから水を組み上げて生活水として使用します。
F:通気口
細長い縦穴は通気口です。
ちなみにガイドさんの説明が長くて途中から何言ってるのかわからなかったんですけど、よく聞いてたら1回目は英語、2回目はベトナム語で同じ内容を説明していたようです。
続いてはトラップの見学です。
これは回転して落下するトラップですね。
人工芝で覆われていますが当時は普通の草に覆われているので、まぁわたくしならまんまと落ちるでしょう。
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それにしても見ているだけでゾワっとします。
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これなんだと思います?
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ちょっと見にくいですがB52の爆撃跡です。
水がたまってますが池ではなくクレーター。
めちゃくちゃデカイですね、穴がこの大きさなんで近くにいたらもちろんタダじゃすみません。
お次はよく見るカモフラージュな穴。
こうやって入って蓋を閉めます、落ち葉を被せたらわかりません。
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中はこうなっていますかかなり狭いです。
両手を上げて入って、しゃがんで蓋を閉めます。
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これは通気口というより塹壕(ざんごう)ですかね?
塹壕というのは溝とか掘って土を壁にしながら戦う場所です。
下の写真だと這って中に入れそうですね。
無理かな笑
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ちょっと歩くとベトナム兵のマネキンがあり、当時の様子を再現しています。
ベトナム兵は女性もいたので女性のマネキンもありました。
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これは通気口なのか銃眼(撃つための穴)なのかわかりませんが、注意して見ないと本当にわからないです。こういうのがあちこちにあります。
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道は一本道なので置いていかれても問題ありません。後ろから他のツアー客も来るので大丈夫です。
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ベトナム戦争時の戦車が置いてありました。
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弾の跡、リアルです。
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アメリカのM41という戦車らしいです。
「1970年に地雷で破壊された」って書いてあるのかな?
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ちょっとラピュタ感がある。
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このクチトンネルがある土地の土は、固めると岩みたいに硬くなるらしく基地を作りやすかったそうです。
なのでここで篭って戦うのは理にかなってたんですね。
たしかに道を歩いていると足に伝わる感触がコンクリートのようでした。
続いてはまたまたトラップのコーナー。
ここへトラップがまとめて展示してありました。
一つ目のこれは回転するトラップですが、この木のトラップ自体に針がついていて落ちた反動で体に突き刺さります。
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下の2つは落ちて慌てて足を引き抜くと下向きに付けられている針が足に食い込むようになっています。
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こちらは落ちると巻き込まれながら体に針が刺さるようになっているトラップ。
もう見てるだけで痛い。
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これは踏むとバコンッと開いて落ちて針が体にs(略)
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そして極め付けはこれ。
アメリカ兵が住居などに侵入した時ドアの上からブーンッ!て降って来るトラップですが、上半分を止めたとしても下半分がさらに分離されているのでムチのようにしなり腹に刺さるトラップです。
エゲツない
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更にこのトラップ達の針には毒ヘビの毒などを塗って致命傷になるようにしていたらしいので、ベトナム兵の「アメリカ絶対殺す」という本気度がよくわかりました。
さて、ここは加工工場というべきでしょうか?
不発弾などを回収してここで分解し、鉄を使い武器や弾丸などを作るところです。
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見学の時は電動でこのマネキンがグイグイ動いて当時の作業を再現していました。
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そもそも不発弾といえど爆発の可能性は大いにあるわけで、その危険があるにも関わらずベトナム人達は作業に取り組んだようです。
怖いというよりもアメリカには絶対負けない!という気持ちの方が強かったんですね。
このような爆弾を解体していました。
怖い(´・ω・`)
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これは高射砲ですかね?中間地点も過ぎいよいよ射撃場が見えてきました。
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わたくし早く銃を撃ちたくてウズウズしています(❛ω❛)
'18ベトナム 22へ続く