チルスイーツホテルの朝ごはんは一階のロビーで食べるスタイルです。
食堂を作るスペースを節約した結果だと思いますが、ちょっと他にはないスタイルですね。
他の宿泊客がテーブルを占拠してるのでわたくし入口に一番近いテーブルでポツリと待ちます。
今日は雨模様、土砂降りにならなきゃいいけどなぁ。
ここはブッフェスタイルではないのでモーニングは何種類かのメニューの中から選びます。
が、15分くらい経ってみんなご飯が配られて食べているのに、端っこにいたせいかわたくしだけメニューすら来ません。
遠くにいたスタッフにめっちゃアイコンタクト(˙-˙)を送ったら「アイムソーリー」とメニューを持ってきてくれました。
わたくしコミュ障だから気づいてくれてよかった笑
モーニングはフォーなどもありましたがここはスタッフにお任せで出してもらうことに。
持ってきてくれた朝食はベトナムコーヒーとバインミーとバナナ。
やはりベトナムコーヒーは美味い(❛ω❛)
さて、今日の目的地は先日徒歩で向かって入り口がわからなく泣きながら帰ってきたヤンシンマーケットへリベンジ。
ブイビエン通りからは歩いて行けますが、さっぱり場所がわからないのでタクシーを捕まえて直接入り口まで送ってもらう事にします。
今思えばホテルにタクシーを呼んで貰えばよかったんですが、自力で捕まえようと思ってウロウロしてたらデタム通りまで来てしまいました笑
デタム通りで客を下ろした直後のタクシーを捕まえヤンシンマーケットへ。
混んでいましたが5分もかからず到着、支払いのためタクシーのメーターを見ると6.8万ドン(340円)の表記。
あれ、絶対そんなにかからないはずなのにな。
ぶた「あー、りせっと めーたー?」
運転手「アー、OK25ドン」
どうやら前の客が降りた後すぐわたくしが乗ってしまったのでメーターをリセットし忘れていたようです。
2.5万ドンでいいよと運転手。
慌てさせてむしろごめんなさい(´・ω・`)
デタム→ヤンシンマーケット2.5万ドン(125円)
そしてここがヤンシン市場の入口です。
マーケット自体はそこそこデカイので、たぶん他にも何ヶ所か出入口がありそうです。
それにしても前回こんなとこあったっけ?
てっきりテントみたいなのがたくさん並んでるのかと思ってましたが建物の中にあるマーケットなんですね。
さっそく中に入ると所狭しと品物が並んでいます。
通路の狭さはドンキ並みです。
昔の手紙やら写真やら売ってますが、これどうやって売ってるのかな。
値札もなく陳列がこんな感じなのですが一応商品のようです笑
奥の一角にミリタリーグッズが売っていました。
これは近くにジッポーライターがある可能性が高いですね!
たぶん中古品だと思いますが、ここは水筒とかベストとかブーツとか売っていました。
グルグル回ること10分くらい、場所はすごく伝え難いんですが真ん中辺りのすごい狭いところにジッポーを発見!
たぶんこの一ヶ所だけだと思いますが、ベトナムジッポーらしき物が無造作に並べられてました。
古いコインみたいなのもありますね。
とにかく色々見てみましょう。
おばちゃんが何探してるんだい?と聞いてきたのでジッポーを探してるというと、奥から袋に入った沢山のジッポーライターを持ってきてくれました。
この写真はほんの一部で、おばちゃんが持ってきた袋からドザーッという感じで山盛りのジッポーをぶちまけました。
すごい数(50個はあった)だったので選別大変でしたが、わたくし途中でコツを掴みヒヨコ鑑定士のごとく次々と選別。
だいたいのジッポーはコピー品。
わたくしの言うコピー品とは例えば柄もメッセージも同じジッポーの事を指します。
ベトナムジッポーは元々アメリカ兵が基地内の売店で売っていたジッポーライターをベトナムに持ち込み、各自の好きなイラストやメッセージをベトナム人に掘らせたものです。
本物のベトナムジッポーはマシンを使い手彫りのため、あまり同じ柄は出回ってないそうなので全く同じ柄のジッポーは外しました。
おばちゃんが言うにはベトナムジッポーはアメリカに輸出しているそうです。
本物は日本のヤフオクでは2万円くらいすると思いますが、コピー品は2000円くらいでしょうかね。
おばちゃんに沢山買ったら安くしてくれる?と聞いたら通常1個20万ドン(1000円)だけど10個買ったら16万ドン(800円)でいいよ言われました。
一応調べていた相場くらいにはなりましたが、それでも現地の物価にしては高いと思う笑
このジッポーはお土産ではなく買ってきてと頼まれたもので、一応予算内だったので購入。
ただ1つだけこれは本物のベトナムジッポーじゃないかと思える一品がありました。
見分け方をネットで調べたんですが見るところが結構多く、人も物も見る目がないわたくしとしては見極めが大変だったのでポイントを絞りました。
1.底のZIPPOのロゴが手彫りでなく型押し
2.絵柄がダブってない
3.ヒンジの作り
4.メッキが剥がれてたら下地の素材が錆びているか
5.製造年月を示す刻印がベトナム戦争年代
6.自然な傷み方か
選定条件がめちゃくちゃ素人目線ですが、この条件で選んだ中で唯一雰囲気があったのがこちら。
『KNIGHTS SLEW FOR LOVE WE SLAY FOR MONEY』
翻訳「私たちはお金のために遊ぶのが大好きです」
ちょっと何言ってるのかわかりません。
偽物かどうかは置いといてまぁ雰囲気出てるからいいとしましょう。
そしてその場で買ったジッポーの中身のインサイドユニット(着火する部品)を、先程の1つを除いて取り出しおばちゃんに処分してもらいました。
これは大量のライターは飛行機に持ち込む際に危険物とみなされ没収されるためです。
さてちょろっと他のお店も覗いたんですが、ベトナム軍のお下がりかわかりませんが中古のガスマスクなど売っていました。
あと一番ビックリしたのが
中古のクレイモアが売ってました
※クレイモアとは指向性対人地雷の事です。
詳しくはこちらの記事に説明があります。
もちろん中身は入っていないと思いますが、これお土産で買っていこうにも空港でモロに引っかかりますね(- -;)
サバゲー好きな人へのお土産としては最高なんですけど笑
帰り道、ハトがいましたがベトナム語でハトの事をなんて言うか知ってますか?
チンポーコです。
トレビアの泉で昔知りました。
言いたかっただけですどうでもいいです。
一旦ホテルへ帰り荷物をまとめてチェックアウト。
今回の帰りの便は夜遅いためチェックアウトしてからの時間つぶしが問題です。
ホテルに荷物を預けたまま、ひとまずデタム通りのハイランズコーヒーへ行きこれからどうするか考えよう。
'18ベトナム 31へ続く