さだや日記~創業96年目メーカーズシャツ鎌倉広島店のフランチャイズとオフプライスショップネクストを営んでます。

お客様に楽しんで頂くことを第一に、
本物と言える商品でお客様の生活を豊かにし、
商品1点1点を大切に販売。

修理代

2024-04-20 23:10:00 | 修理
先日荷物運搬作業中に、何かで背中全体を強く擦ってしまいました。一瞬、服は大丈夫かなと感じた記憶があります。紺色ジャケットなのでその時は気づきませんでした。
その後ハンガーラックにそのジャケットを掛けようとした時傷に気がつきました。虫食いかと思ったのですが傷周辺を見ると、そうではない様子で、引っ掻き傷と判明しました。

時計バンドも壊れました。おそらくどこかにぶつかってパーツの接合部が緩んでいて突然崩壊。

ある程度高額なものを事故などで損傷した時に、修理代を補填できる保険に入っています。楽器の修理を想定して申し込みました。服も対象です。かなり昔に購入したジャケットで(生地も脆くなっていたのかも、その判断も難しいですね)気に入っていてあと3年以上は着られる予定でしたので見積りを取って保険会社にお願いする予定です。
母独身時代の本、旧仮名づかい。




トルソー手術

2023-01-16 19:23:34 | 修理
多分2回目のトルソー(ディスプレイ用人型)手術投稿です。
1回目は確かレディーストルソー
今回はメンズです。
今回はディスプレイ変更の時手首から分解して取れてしまい、関節を元通りにするのにY田と二人がかりでした。手首の関節には動かして固定するための強靭な発条が入っており、それを引っ張って腕の中にあるフックに引っ掛けます。

同時に一度折れてボンドで接着していた親指も再び折れました。
残った接着剤をできる限りきれいに取り除き、再び接着を行いました。

とても木目のきれいなトルソーです。修理しながら大切にします。

当店では「広島じゃ割」は使えません。

残念です…。


イギリスのケープ

2022-02-01 21:16:14 | 修理
入荷したばかりのリバティプリントボウタイシャツ、A子お勧めコーディネートです。
日本製、税込10,780円
もうじきコートも春物に…。

オンラインショップにカラーピンを出します。

イギリス軍のケープコートをリフォームしました。着丈を短くしました。リフォーム代2,500円。

自転車に乗り易くなりました。自分が羊飼いだったら直さずそのまま着ても良かったとは思います。




オーダーシャツ

2021-10-28 20:27:33 | 修理
10年以上前に作ったシャツを着てきました。当時のトーマスメイソンのネーム。
古い…。
衿とカフスも一度交換していてまだまだ着られます。
今日もお客様の衿交換を承りました。
交換は縫い目を丁寧に解いて外してから行うので大変な作業です。

よく話題にするオーダーのファイルが膨大な量になります。鎌倉、さだやオーダー合わせて約1500人分です。1回1回のデータを検索するのはクラウドから呼び出すのが早いのですが、時系列で指示条件の変化を一目で確認出来るのは紙ファイルで、イレギュラー物の対応はまだ紙です。



近所のお店に行きました。いつもと違う気分になり知り合いに連絡攻撃し、事後反省中です。


このオーダーシャツ、また着てこようと思います。
ピッタリしているのでニットの下に着やすいです。





ハガキでのお知らせ開始

2020-08-03 19:50:23 | 修理
昨日ご紹介した8月の葉書を、主に過去さだやオーダーシャツを作られた方々、又はご希望されるお客様への投函が始まりました。お出しする方々リスト抽出はY田AIが行いました。
一部VIPな方々には既に葉書をお出ししています。
さだやオーダーシャツフェアは8月21日(金)~9月7日(月)
シャツ出来上がりは10月初旬から中旬です。
写真は以前ご紹介したレディーストリアセテート半袖シャツ、かなり涼しいです。
今日からネットで鎌倉シャツ夏マスク(リネン素材)先行販売が始まりましたね。
店舗でもその話題で持ちきりでした。
カバンのファスナー修理をお客様から相談されました。
ファスナーの布テープがほつれて糸が引っ掛かり動かしにくくなっていました。
ファスナー交換だと縫うのが大変でコストが高い、かといってファスナーというのは金属と布テープの接合体であり、歯がかみ合う部分周辺はスライダーにより非常に大きい力がかかる為、その付近のテープほつれを補強するのは困難でした。
歯と歯の間に絹糸用の細い針で糸を入れ、ほつれをくっつけると少しだけマシになりました。あとは気休めかもしれませんがCRC(シリコーンスプレー)をしてスライダーを動かしやすくしました。もう何か所か糸を入れればもう少し強度が出るかもしれませんが、無理に引っ張ったりするともう駄目だと思うので、今後の使用時に少し注意して開け閉めしていただいたら、もう少し延命するかな、程度のことしかできませんでした。
今回は修理品をよく観察するべき、という良い勉強になりました。

古い陶器のペンダントトップと、メジャーのチャームを組み合わせました。