ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

柳原可奈子の気になっちゃう感じですか?

2009年06月12日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
タイトルのまんま
柳原可奈子さんの初のエッセイ集です

表紙の洋服が可愛かったという理由だけで買った本だったのですが、
思っていたよりも面白くて、3回くらい読んでしまいました

柳原可奈子さんの趣味が人間観察というだけあって、鋭い観察眼で女の人をチェックして分析しています

ビューティーと両立していない『エコ女』
犬のエサではなくリリーちゃんのご飯と言う『犬かぶれ女』
百貨店とは違う他者ブランドとの境界線の中で戦う『ドラッグストアの美容部員』

・・・などと名づけたイマドキ女子の生態を辛辣さと笑いを織り交ぜながら分析しています

私は特に3人の女子がお気に入り

マカロン女
袖まくり女
森高千里イズム女

女子だったら、キーワードを聞いただけでこの3タイプがどんな人かわかると思う

この3人については詳しくメモしたいのでまた別にニッキにしたいと思います

そもそも女というのは、女に対する視線が厳しいんですよ
身につけているものはもちろん女の生き方のダメな部分や計算高い部分も細かく見ています

でも厳しくチェックしているからと言って、それを露骨に口にだしたりはしません
そんなことを言っても何の得にもならないどころが、自分のことを棚に上げて人様の文句を言っているように見られ、自分の商品価値を下げることになるからです

だけど、この本ではそんな浅はかな考えや打算を見抜いて、笑いにつなげています


ページ数が少なくて、このお値段は気になっちゃう感じですが

男には分かりにくい、イマドキの女子図鑑

読んでみたい人がいたら貸してあげるよ~