ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

カールじいさんの空飛ぶ家

2011年07月14日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
原題は『UP』

カンヌ映画祭のオープニングを飾った作品なんですよ
主人公はアメリカに住む78歳のおじいさん
この映画は、ピクサー史上初の人間が主人公の話なのです。

簡単に言っちゃうと、風船を付けた家で空を飛んで冒険する話。

もうね。
最初から感動して泣きそうになっちゃたよ
カールじいさんと奥さんのエリーとの最初の出会いから、愛情いっぱいの結婚生活の様子がどんどん流れるんですよ。
セリフがあまりなし、テンポよく場面がどんどん流れるけど
どんな生活をしてて何がおこったのか、ちゃんと分かるようになっています。
楽しいときも悲しいときもずっと一緒で、エリーは最後までとても幸せそうで羨ましく思ったよ

周りが開発されているのに、カールじいさんの家だけが取り残されているの
それが、エリーが亡くなってから孤独で頑固になってしまったカールじいさんと重なって少し切なかったですね。

最初の20分は感動したり切なくなったりしたけど
中盤はちょっと納得できないことが多かったんですよ

一緒に冒険するラッセル少年にイライラしちゃいます。
カールじいさんが亡き妻との思い出が詰まった家を手放すくらいの、ラッセル少年や怪鳥との絆っていうのがよく分からなかったんだよね

そして。冒険家のマンツさんが何も報われなくて可哀相すぎです
もともとは悪い人じゃなかったのに、悪い人になっていくのが悲しかったですね。

でもラストはやっぱりよかった
カールじいさんとラッセル少年が一緒に車を数えるところは心温まります。

喜怒哀楽。本当にいろいろな感情が全部詰まった、とてもいい作品でした。



このDVDは妹と一緒に観たのですが
妹はこの話がすごく怖かったみたいです

高所恐怖症だから、空から下を見下ろすシーンとか
家が飛んでいるシーンを見ると足がブルブルするんだって

高所恐怖症って大変ですね

最後の写真はペーパークラフトになったカールじいさんです
カワイイなぁ