平鉋の台打ちはネット上でよく見かけますが
小鉋や役物鉋の台打ちがあまり紹介されていないので
ちょっとご案内してみます。
まずは墨を打ちます。
下に勾配治具を置いて、角のみで荒掘りします。
荒掘りの後を鑿で仕上げます。
平鉋のように包み口にする必要はないので鑿で大きめに口切します。
3ミリくらいのドリルで向こう側まで貫通させ
左右にずらせて穴掃除をします。
穴に木を詰めてのこぎりで挽く道を決めます、
これはのこぎりがぶれずに、挽きやすくなります。
小さな穴なので普通の鋸では通らないので
折れたのこぎりを巾3分位までグラインダーで
細くして、使えるようにします。
替え刃式の鋸ですが、通りが悪くなったら
やすりで目立てをすることができます。
長さ3寸くらいなので目立て作業も苦になりません。
台打ちが出来ました、鉋の刃先が少し出るくらいにしておきます。
丸い溝を掘ります、鑿や彫刻刀では真っ直ぐに溝を切ることができません、
また丸い鉋の先が必ず中心にくることはないので
はじめは定規を当てて直径3ミリのステンレス棒で
溝を切ってゆきます、逆目に注意しながら少しづつ掘ります。
ある程度深さが決まったら、ステンレスの棒でスクレイプ出来ます。
台頭を深い目に取ったり、刃口の上を余分に空いたりするのは
平鉋と同じ要領です。
ステンレス棒に#240ペーパーを貼り付けて溝掃除をしておきます。
別の角材の角面をうまくアール面の面取りができるか
確認してみてください。
鉋台のチップソーで45度で切り落とします、
丸溝は台の中心ではないので、
微調整を忘れずに。
丸溝中心にこのように切り落としました。
切り落とした破片を丸溝から少しずらせて
速乾ノリで貼り付けます、30秒くらいで動かなくなるので
辛抱して持っています。
反対側も同じようにじっと待ちます。
速乾ノリは一部分だけなので、普通のボンドが乾くまで
クランプで固定します。
このようにして銀杏面の台打ちが出来ました、
きれいな銀杏面を出すには刃物の研ぎと台の微調整が必要です、
刃物は必ずしも左右対称である必要はありません。
小鉋や役物鉋の台打ちがあまり紹介されていないので
ちょっとご案内してみます。
まずは墨を打ちます。
下に勾配治具を置いて、角のみで荒掘りします。
荒掘りの後を鑿で仕上げます。
平鉋のように包み口にする必要はないので鑿で大きめに口切します。
3ミリくらいのドリルで向こう側まで貫通させ
左右にずらせて穴掃除をします。
穴に木を詰めてのこぎりで挽く道を決めます、
これはのこぎりがぶれずに、挽きやすくなります。
小さな穴なので普通の鋸では通らないので
折れたのこぎりを巾3分位までグラインダーで
細くして、使えるようにします。
替え刃式の鋸ですが、通りが悪くなったら
やすりで目立てをすることができます。
長さ3寸くらいなので目立て作業も苦になりません。
台打ちが出来ました、鉋の刃先が少し出るくらいにしておきます。
丸い溝を掘ります、鑿や彫刻刀では真っ直ぐに溝を切ることができません、
また丸い鉋の先が必ず中心にくることはないので
はじめは定規を当てて直径3ミリのステンレス棒で
溝を切ってゆきます、逆目に注意しながら少しづつ掘ります。
ある程度深さが決まったら、ステンレスの棒でスクレイプ出来ます。
台頭を深い目に取ったり、刃口の上を余分に空いたりするのは
平鉋と同じ要領です。
ステンレス棒に#240ペーパーを貼り付けて溝掃除をしておきます。
別の角材の角面をうまくアール面の面取りができるか
確認してみてください。
鉋台のチップソーで45度で切り落とします、
丸溝は台の中心ではないので、
微調整を忘れずに。
丸溝中心にこのように切り落としました。
切り落とした破片を丸溝から少しずらせて
速乾ノリで貼り付けます、30秒くらいで動かなくなるので
辛抱して持っています。
反対側も同じようにじっと待ちます。
速乾ノリは一部分だけなので、普通のボンドが乾くまで
クランプで固定します。
このようにして銀杏面の台打ちが出来ました、
きれいな銀杏面を出すには刃物の研ぎと台の微調整が必要です、
刃物は必ずしも左右対称である必要はありません。
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