栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
昨晩から朝にかけて東京も阪神もけっこう降ったんですが、芝は乾くのが早い早い
東京はいつもの内から乾くというやつで、メイショウジンムやシルクウェッジが1枠からソツなく立ち回り、トウショウフォアゴなんてかなりいい脚使ってんですけどあれはまず届かないんですよね…
しかし明日は完全に乾くとなると、このイン伸びバイアスを意識しすぎて予想するのは危険な気もします
いずれにしても良想定となると、キャプテンベガをちょっと下げてダンツホウテイを上げるべきかなあと…
阪神はもう、先週の高速馬場に戻ったとみていいでしょう
今年も暖かくなって調子を上げてきたグランプリエンゼルが泥んこ馬場の千二なら条件は揃うんですが、良で1分7秒台決着となると◎は打ちにくいなあと…
エーシンホワイティはグランプリボスと同じバクシンオー×サンデーで、これはよく言うように(牡馬は特に)柔らかくなりすぎてスプリンターにならず1400mや1600mにズレやすい配合なのですが、エーシンホワイティの場合は母母父リマンドがAlycidonの孫で、AlycidonはHyperionとDonatelloの組み合わせですから、Lady Angelaの「HyperionとDesmondとPretty Polly」と脈絡するので、ショウナンカンプやシーイズトウショウで成功した頑健スプリンターが出るパターン(下記エントリ参照)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007100575/
ちなみに母系5代目までにAlycidonを持つバクシンオー産駒を検索してみると、以下の21頭が抽出され、その距離別成績は
1000m[4.2.7.32]
1200m[21.21.15.111]
1400m[1.1.3.31]
1600m[1.1.3.19]
該当馬…エーシンホワイティ,サニーアンジェリカ,スプリングクレタ,オクルス,サイレントホーク,ヨシダイヤモンド,エイシンマンノオー,ゴッドブレスシチー,ユーワレジェンド,ドラゴンライズ,サニーエリザベス,スプリングジュラ,ナムラアーク,レインボーサンサン,アイスブルー,メジロエベリン,リキドー,タヤススイート,ケイアイハイプレス,チョウバクシン,クイーンエステート(収得賞金順)
Alycidonが入ることで、テースト的Lady Angela的頑健さがONになって1200mベストのスプリンターに出やすい…という傾向がハッキリ出ています(ちなみにAlycidonの全弟Acropolisを持つ馬にはオートセレブとカノープスの2頭が引っかかりました)
エーシンホワイティにどういう印を打つかはこれから晩飯食いながら考えますが(^ ^;)、もしここにリマンドがいなかったら、おそらく東京1400mベストのグニャグニャバクシンオーになっていたのではないかと思いますね～
バクシンオーとノーザンテーストと「Hyperion＋Tracery」「Hyperion＋Donatello」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ac57c66e0f7808c5efd58a05e01e2e66
昨日のNBAファイナル第5戦はマブスが接戦を制して王手をかけましたが、ロングシュートが入らないのだけが弱点だといわれていたキッドが(今もそんなに上手ではないですが)決勝のスリーポイントを決め、パワーフォワードとしてはソフトだといわれていたノウィツキーがインサイドにガンガン切れ込んで得点しまくりファールもらいまくりと、どちらもベテランになってプレイの幅が広がったよなあ～と、人間やっぱり変わっていかんといかんよなあ～と思わされました…
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東京最終は◎トウショウフォアゴ
キングヘイローにマイニングにMill ReefにSadler's Wellsですから、ナスキロラトロ＋Tom Fool増幅の「キングヘイロー黄金配合」
芝で良さが出てきましたが、とはいえ1200mではちょっと距離不足という感じだし、前走はちょっと後ろすぎで脚を余し気味の3着
ここも前が薄いので追い込み届かずの心配はあるんですが、前走折り合いはついていたのでもう少し出していけるんじゃないかという読みと、キングヘイローですから道悪は上手なんじゃないかという読みで
○キングレオポルドも母系のパワーで走る馬ですから馬場が渋るのは歓迎とみて、とりあえずこの2頭で買いたいです
