第4章 日本の危機
第1節 日本の危機 アメリカ
2000年代 11
バラク・オバマ大統領政権
は
「G2」
と
表現し
中国との関係を重視、
中国と良好な関係が築けると判断
していたが、
中国側
に
その意思は無く、
東アジア政策は迷走を続けた。
スーザン・ライス国家安全保障問題担当補佐官
は
中国を称える姿勢
を示し、
チャック・ヘーゲル国防長官
は
中国の暴挙
を
批判していた。
台湾
は
ダッソー ミラージュ2000戦闘機
60機
の
更新として
ロッキード・マーティン F-16C/Dブロック50ファイティング・ファルコン戦闘機
66機
の
購入
を
アメリカに打診した
が
バラク・オバマ大統領
は
拒否した。
最新
の
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
や
20世紀最強の戦闘機
の
派生型である
ボーイング F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機
ではなく、
古く
ハイ・ロー・ミックス構想
の
ローにあたる
性能より数を揃えることを目的とした
低価格で比較的低性能
の
ロッキード・マーティン F-16C/Dブロック50ファイティング・ファルコン戦闘機
の
66機のみの売却
すら
中国に阿って
台湾に売却しなかった
バラク・オバマ大統領。
中国
は
日本の尖閣諸島に対して
の
領有権主張と軍事威嚇、
東シナ海において
日本とアメリカへ軍事威嚇、
南シナ海において
フィリピン、ベトナムから武力奪取した暗礁(低潮高地)
は
国際法で領土化できないとされているにも関わらず埋め立て領土化した。
中国
は
埋め立てた暗礁は領土化しても軍事基地にはしない
と
バラク・オバマ大統領に明言したので
バラク・オバマ大統領
は
中国による暗礁埋め立て領土化を承認した。
しかし
中国
は
バラク・オバマ大統領
に
埋め立てた暗礁を軍事基地化しない
と
明言した
にも関わらず
軍事基地化した。
合衆国海軍
は
埋め立てた暗礁は領土化できないという
国際仲裁裁判所の判決もあり、
中国が埋め立てた暗礁
すぐそばの海
は
公海
なので
埋め立てた暗礁すぐそばの公海
を
合衆国海軍艦艇が航行する
「航行の自由作戦」
を
立案した。
しかし
バラク・オバマ大統領
は
埋め立てた暗礁から12カイリ以上離れた場所での合衆国海軍艦艇の航行
にするよう命令、
バラク・オバマ大統領
は
中国による暗礁の埋め立ての領土化を事実上認めることにした。
さらに
中国は領土化が認められていない埋め立てた暗礁
から
12カイリ以上離れた公海を航行する
合衆国海軍の艦艇
に対し、
中国人民解放軍海軍艦艇や民兵
が
合衆国海軍艦艇に危険な異常接近、
航路への障害物投機
など
合衆国海軍に威嚇を続け、
南シナ海におけるアメリカの権益を大きく毀損した。
中国に騙され埋め立てた暗礁を軍事基地化されたバラク・オバマ大統領。
領土でない埋め立てた暗礁のすぐそばの海は公海なのに、中国に遠慮して埋め立てた暗礁から12カイリ以上離れた場所を合衆国海軍艦艇が航行したことにより埋め立てた暗礁が中国の領土であると認めてしまったバラク・オバマ大統領。
埋め立てた暗礁から12カイリ以上離れた場所を合衆国海軍艦艇が航行しているにも関わらず、共産党の指揮で人民解放軍海軍と民兵によって公海の自由航行を妨害される合衆国海軍にバラク・オバマ大統領は何もせず、黙って引き下がることになり、中国の理想とする無能アメリカにしてしまったバラク・オバマ大統領。
台湾でも南シナ海でも中国の希望通りに動くバラク・オバマ大統領。