大都会PART3
第41話
アメリカン・ポリス
渡哲也
寺尾聡
星正人
小野武彦
峰竜太
苅谷俊介
高品格
高城淳一
大森不二香
舛田紀子
美田麻紗子
森正親
小野進也
尾木まゆみ
高品正広
荻原紀
細野昭利
村上幹夫
伊藤弘美
中瀬博文
森健太郎
声の出演
予告編ナレーション
小林清志
クロキ・プロダクション
グループ12騎会
三石千尋とマイク・スタントマン・チーム
石原裕次郎
脚本
柏原寛司
監督
渡辺拓也
協力
日産自動車
制作
石原裕次郎
製作
石原プロモーション
ゲームセンターで喧嘩が発生。
喧嘩をした男は一人が逮捕、一人が逃走する。
逮捕された男は未成年で、勤め先の女が身柄を引き取りに来た。
サラ金の中光金融が襲撃される。
犯人は競技用スモールボアライフルでガードマンを撃つ。
上条刑事が駆けつける。
中光金融強盗事件で撃たれたガードマンは上条刑事に「警官」と言い、死の直前に「アメリカ」と言った。
現場からは大型バイクのタイヤ痕が見つかった。
競技用スモールボアライフルは盗難されたものだった。
さらに交番・城西警察署鉢山町派出所が襲撃され警察官2人が射殺される。
警察官は「アメリカの警官」と言い残し死んだ。
警察官の拳銃が奪われる。
現場からは大型バイクのタイヤ痕が見つかった。
競技用スモールボアライフル窃盗の犯人を調べる黒岩軍団。
上条刑事はアメリカン・ポリスのコスプレが流行していると雑誌で読む。
上条刑事はアメリカン・ポリスのコスプレをした強盗犯だと睨み捜査を開始する。
アメリカン・ポリス・ショップに行く上条刑事。
かなり売れていて、誰に売ったかはわからないという。
パトロールを強化する黒岩軍団。
黒岩はパトロール強化エリアを設け、黒岩軍団の覆面パトカー、城西警察署警ら課白黒パトカーに無線で指示を出す。
上条刑事はパトロールルートを間違いパトロール強化エリアではない千駄ヶ谷に行ってしまう。
進入禁止が多く正規のパトロールルートに戻れず千駄ヶ谷周辺にとどまる上条刑事。
そんな時、ハーレーダビッドソンに乗るアメリカン・ポリス制服を着た強盗団に遭遇する上条刑事。
黒岩は城西警察署の全パトカーに千駄ヶ谷から原宿方面に向かうよう無線で指示を出す。
しかしハーレーダビッドソンに乗るアメリカン・ポリス制服を着た強盗団は消える。
競技用スモールボアライフル窃盗の容疑者のうち田山が城西警察署管内に引っ越してきている。
田山の捜査を始める黒岩軍団。
田山の死体が発見される。
パトロール強化エリアではない千駄ヶ谷で強盗し、田山の捜査を開始すると田山が殺される。
刑事部屋が盗聴されている。
刑事部屋に来た部外者は喧嘩で逮捕された未成年の身柄を引き取りに来た女だけだった。
女のスナックに行く上条刑事。
スナックから矢野モータースのつなぎを着た男が出て行く。
田山が渋谷区に引っ越してから親しくしていたのはガンマニアだった。
ガンマニアの名前は矢野だった。
アメリカン・ポリス制服を着た強盗団という斬新な発想。
ワーナーブラザース『ダーティ・ハリー2』では白バイ警官が犯人だが、
『大都会PART3』ではアメリカン・ポリス・マニアが犯人、
普段は油まみれで働いている自動車修理工が気晴らしと金目的でアメリカン・ポリス制服を着て強盗。
アメリカン・ポリス制服コスプレ強盗は目立つが盗聴、逃走手段を用意していて巧妙である。
アメリカン・ポリス強盗団がハーレーダビッドソに乗っているシーンで流れる独特な音楽。
犯罪らしくない音楽。
印象に残る音楽ディレクター鈴木清司の選曲。
『大都会PART3』を放送する日本テレビで映画解説をする
伝説の映画LGBT
水野晴郎
は
アメリカン・ポリス・マニア
で
一番好きなアメリカン・ポリス
は
CHP
カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール
である。
CHPカリフォルニア・ハイウェイ・パトロールはカリフォルニア州警察と統合し、全米一の巨大警察組織となった。
アメリカ各市にあるポリス・アカデミーに行くのが趣味の伝説の映画LGBT水野晴郎。
伝説の映画LGBT水野晴郎が懸垂をするフィルムがある。
しかし伝説の映画LGBT水野晴郎が懸垂しているのではなく、
屈強なアメリカン・ポリス教官が水野晴郎の尻を持って押し上げていた。
嬉しそうな映画LGBT水野晴郎。
悪役顔の小野進也が極悪犯人。
アクション刑事ドラマブームで極悪犯人のオファーが途絶えない小野進也。
悪役として出まくる小野進也。
小野進也は小野聖心に改名した。
阿藤海は阿藤快に改名したが、占い師の助言によるものだった。
阿藤快と小野進也は同じ事務所で、阿藤快に占い師を紹介された小野進也は小野聖心に改名した。
しかし小野聖心は小野進也に名前を戻した。
荻原紀が少しだけ出て殺される。
重要な役もやるが、すぐ死ぬ役もかなり多い荻原紀。
コワモテだが喧嘩が弱く殴り殺される役も多い荻原紀。
なぜか松竹『南へ走れ海の道を』で目立つ役だった荻原紀。
人気野球漫画ドカベンが実写化される。
ドカベン原作者・水島新司が主要キャラのオーディション特別審査委員になる。
ドカベン原作者・水島新司はオーディション参加者の前でアンダースローを披露、
オーディションでは野球ができることを重視した。
ドカベン主要キャラは野球ができる新人・橋本三智弘&永島敏行と野球ができる若手俳優・高品正広に決定した。
実写版ドカベンで主要キャラ岩鬼に抜擢された高品正広。
漫画を実写化するとファンはイメージと違うと怒ることが多いが
高品正広がドカベンの岩鬼を演じたことに一切の苦情は無く、
見た目も似ていてドカベン岩鬼を演じ切る高品正広に賞賛の声が上がった。
しかし
野球で人気の漫画ドカベン、
実写版ドカベンは野球シーンがラスト数分しかなく、
「野球映画じゃない、柔道映画だ!」
「ドカベンの野球が観たい、柔道は観たくない!」
「野球のドカベンが観たいのにドカベンが柔道しかしない!」
「原作に忠実をはき違えている!」
「野球をやって人気が出てからのドカベンを実写化しろ!」
と
怒りの声が寄せられる。
実写版ドカベンは野球映画ではなく柔道映画だった。
ドカベン初期は柔道漫画で第7巻から野球漫画となる。
原作通り柔道漫画を映画化した実写版ドカベン。
シリーズ化を想定し、第二弾から野球映画になる予定だった実写版ドカベンは不人気スポーツ柔道の柔道映画なので人気が出ず一作で終了。
不人気スポーツ柔道の柔道映画で主要キャラ岩鬼に抜擢された高品正広、柔道をやる岩鬼=高品正広、不人気スポーツ柔道のように不人気。
柔道に潰された高品正広は悪役に転落。
野球ができるから実写版ドカベンに抜擢された高品正広、野球をできず悪役ばかり。
悪役でも雑な扱いの不遇の高品正広、不人気スポーツ柔道の呪いに苦しむ。