越智朋子の制止で味沢は中戸組のヤクザ井崎を殺さなかった。
岩手県警・宮野警察署の北野刑事は味沢と頼子につきまとうことにする。
立川記者とヤクザ井崎の妻が死んだ事件は、妻と立川記者の不倫に嫉妬した中戸組のヤクザ井崎の単独犯行と福島県警・羽代警察署は発表する。
大場総業の大場一成も中戸組のヤクザ井崎の単独犯行として河川改修・堤防構築を続けると発表する。
越智朋子は、中戸組のヤクザ井崎の単独犯行ではなく立川記者が大場総業・大場一成の不正を追及していたため殺されたと記事を書くが、大場総業・大場一成の娘婿である羽代新報社長が激怒、記事は没にされる。
大場総業・大場一成に大打撃を与えた味沢。
羽代市で大場総業・大場一族を敵にした味沢は生命保険会社をクビになる。
大場一成は味沢の経歴を調べ、大場一成は味沢を大場総業で働かそうとする。
大場一成は味沢が自分の右腕として働き、大場成明の面倒をみるよう頼む。
中戸組組長は岩手県警・宮野警察署の北野刑事が味沢を狙っていると通告する。
大場一成と中戸組組長は、味沢が大場総業で働くと岩手県警・宮野警察署の北野刑事のことは何とかすると言う。
岩手県警・宮野警察署の北野刑事は執拗に味沢と頼子につきまとう。
頼子は父・長井孫一が味沢に殺されたことで苦しんでいた。
味沢は頼子の父・長井孫一が発狂して大量虐殺を起こした集落へ頼子を連れて行く。
頼子は集落の記憶はあるが、父・長井孫一の記憶は消していた。思い出そうとすると頭痛がひどくなった。
味沢は、長井孫一は自分が殺したことを頼子に思い出させ、頼子を救おうとする。
味沢は長井孫一を殺したことを悔いていた。
左翼テロリストを陸上自衛隊奥羽方面隊の命令によって刺殺、射殺したことは受け入れていた味沢。
味沢は自分の意志で長井孫一を殺したことを悔いていた。
味沢は陸上自衛隊奥羽方面隊の特殊工作隊隊長・皆川二等陸佐の尽力で特殊工作隊を辞めることができた。
味沢は陸上自衛隊奥羽方面隊の特殊工作隊によって常に監視されていた。
味沢は越智朋子に全てを告白する。
味沢に感化された越智朋子は大場総業・大場一族・大場一成の悪行を羽代新報で告発することにした。
越智朋子は活版部の協力者の助けを得て大場総業・大場一族・大場一成の悪行を書いた新聞を刷り上げる。
刷り上がった新聞を見て驚愕する印刷工は中戸組に電話する。
羽代新報の編集部に押し寄せる中戸組のヤクザ。
編集部の同僚・浦川は、自宅にいる越智朋子に逃げるよう電話する。
越智朋子の自宅には、中戸組の傘下にある暴走族と、暴走族の総長である大場成明がやって来る。
越智朋子の自宅に駆け付けた味沢だったが、越智朋子は殺されていた。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長は大場成明が越智朋子を殺したことを大場一成に報告する。
大場一成は大場成明が自らの手で越智朋子を殺したことを叱る。
大場一成は、殺してもいいが自らの手を汚すなと大場成明に諭す。
しかし大場一成は、大場成明は自分の命だと言い、大場成明を守ると宣言する。
危険を感じた味沢は頼子を連れて羽代市を出る。
しかし大場一成は中戸組を使って味沢と頼子の身柄を拘束する。
大場一成は味沢を説得する。
拒否する味沢。
自宅に帰る味沢は。
中戸組組長は福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長に大金を渡し、
越智朋子を殺したのは味沢ということにさせる。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長は味沢の自宅へ向かう。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長は頼子を裸にしようとすることで味沢を制止、拳銃を取り出して味沢を脅す。
味沢は隙を突いて頼子とともに逃走する。
味沢と頼子は中戸組の指令を受けた暴走族に襲撃される。
大場成明もやって来る。
自分の手を汚すなと大場一成に叱られた大場成明だったが、懲りずに自分の手で殺そうとする。
元・特殊工作隊の味沢にとって暴走族など赤子の手をひねるようなもので、暴走族は味沢に一方的にやられる。
大場成明は武器を持って味沢を襲うが一瞬で取り押さえられる。
味沢は大場成明を人質にし、羽代市から出ることにした。
尾行している岩手県警・宮野警察署の北野刑事。
味沢は大場総業に土地を買いたたかれ、抗議して殺された百姓の家に行く。
百姓の家では百姓の母である老女が死んでいた。
百姓の家に中戸組組長、中戸組のヤクザ、暴走族がやって来る。
見ている岩手県警・宮野警察署の北野刑事。
頼子が転んだ隙に中戸組のヤクザと暴走族が味沢に襲い掛かる。
頼子に暴力をふるおうとする大場成明に向けて味沢は斧を投げる。
大場成明は斧が突き刺さって死んだ。
中戸組組長はすでに死んでいる大場成明に「若っー!若っー!」と叫ぶ。
心酔する大場一成の息子・大場成明が死んで半狂乱になる中戸組組長。
中戸組のヤクザと暴走族が味沢に襲い掛かる。
窮地に陥った味沢に岩手県警・宮野警察署の北野刑事が斧を渡す。
味沢は中戸組のヤクザと暴走族を次々と斧で殺していく。
味沢は刀を振り回す中戸組組長の頭を斧で叩き割る。
頼子が記憶を戻す。
頼子は岩手県警・宮野警察署の北野刑事に父・長井孫一を殺したのは味沢だと証言する。
岩手県警・宮野警察署の北野刑事は味沢を逮捕、岩手県警・宮野警察署に連行することにする。
岩手県警・宮野警察署に向かう北野刑事、味沢、頼子を乗せたトヨタ・カローラ。
トヨタ・カローラの通行を妨害する230日産セドリック覆面パトカー。
230日産セドリック覆面パトカーから福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長が降りる。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長は岩手県警・宮野警察署の北野刑事に味沢の身柄を引き渡すよう拳銃で脅す。
その時、日野レンジャー・トラックがやってきてクラクションを鳴らす。
トヨタ・カローラと230日産セドリック覆面パトカーは邪魔だった。
230日産セドリック覆面パトカーの回転灯を見たトラック運転手は「何かあったんですか?」と聞く。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長はトヨタ・カローラをどかすよう岩手県警・宮野警察署の北野刑事に向けて命令する。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長の意識が岩手県警・宮野警察署の北野刑事に向かった隙を突いて
トラック運転手はAR-18ライフルを取り出しフルオートで連射する。
福島県警・羽代警察署の竹村捜査課長は蜂の巣になり大量に血を噴き出して死ぬ。