植物にはその花からは、とうてい想像の出来ないような実のなるものが多く、時々いったい何なのかさっぱり見当が付かないことがある。
今日も…
散歩の途中で急に源太(犬)が走り出し、引っ張られるように連れて行かれた場所で、パチン!パチン!ぱらぱらぱら…とはじける音とともに何かが降るように落ちてきて…
鳥でもいるのかな?
枯れ木の枝にはそれらしい姿も見えず、パチン!ぱらぱら…
何が起こっているのかしばらくの間わからなかったけれど、そのうち15センチくらいの硬い鞘が次々はじけて中の種が飛び散っているのに気がついた。
大きな木のほとんどの実が一斉ににはじけるなんて
地面に落ちていた硬い鞘と、はじけ飛んでいたらしい種を拾ってきた。
その種を鞘に乗せてパチリ
何の木なんだろう
マメ科で大きな鞘…
藤の蔓が巻き付いているわけでもないし、ニセアカシアとも違うし…
もしかして、ネム?以前見た様な記憶が…あの花からは想像できないけれど
家に帰って調べたら、やはりネムの木だったみたい
源太と不思議な木の実
ところが、後日…
よく見ると、太い蔓が
あの木の実のからが、その先にぶる下がっているではないですか
ネムというのは大きな間違いで、本当は藤のようです。