「だいじ、だいじ、どーこだ?」 遠見才希子:文 川原瑞丸:イラスト 大泉書店
「からだ」のトリセツ・常備用うちのダンさんは、絵本には、まったく興味がない。私がこんなブログを続けていることなんか、たぶん、すっかり忘れている。しかし、先月。そんなダンさんの机の上...
「もりの おかしやさん」 舟崎靖子:作 舟崎克彦:絵 偕成社
「最高の絵本」とは?私にとって、良い絵本とは?「繰り返し読みに耐える絵本」です。なぜか、また開きたくなる。また、眺めていられる。そんな絵本が、「良い絵本」だと思います。だけど最近、...
「ジェーンとキツネとわたし」 イザベル・アルスノー:絵 ファニー・ブリット:文 河野万理子:訳
ときどき、気になる女の子に出会う。この世界に、自分をなじませることが苦手な、幼い女の子。立ち居振る舞いが不器用で、なかなか場慣れしない。頭では正解がわかっているのに、そのように振る...
「だるまさんが」 かがくいひろし:作 ブロンズ新社
ふんばって、笑おう。もはや、日本の赤ちゃん絵本の王様、「だるまさん」シリーズ。今さら、こんな有名・人気作品をご紹介しなくても良さそうなものなんですが...
「おまたせクッキー」 ハッチンス:作 いぬい ゆみこ:訳 偕成社
シェアの本質この前。小学生女子らが、うちに遊びに来たときのこと。Mちゃんが、持参したポテチの袋を大きく開くと、「シェア、する?」と、机の上に置いた。パーティー開け、というやつだ。他...
「なつのおそろいをつくりに」 文:石井睦美 絵:布川愛子 ブロンズ新社
女の子らしさ全開赤ちゃんお誕生のお祝いに、男の子は青、女の子はピンク。そんな色分けは「...
「あっちゃん あがつく たべものあいうえお」 みね よう:原案 さいとう しのぶ:作 リーブル
どうせなら、楽しい詩「子どもに、早く読み書きを覚えさせたい」という願いは、大人の欲にすぎませんが...
「マクスとモーリツのいたずら」 ヴィルヘルム・ブッシュ:作 上田 真而子:訳 岩波書店
1865年の笑撃絵本この絵本を手に取った時。てっきり、20世紀後半のヨーロッパの絵本だと思った。冒頭から、わくわくしながら、読み進んた。しかし...
「てがみがきたな きしししし」 網代幸介:作 ミシマ社
私は、手紙を書くのが、大好き。もらうのは、もっと好き。もらった手紙には返事出す、というシンプルな習慣のおかげで、何年も手紙のやりとりをさせてもらっている友人が、数名いる。まことに、...
「わらむすめ」 アニタ・ローベル:作 松井るりこ:訳 セーラー出版
悲劇を、生き延びるためにまたしても…絶版の絵本を取り上げてしまい、すみません。いや、絶版だからこそ、取り上げました。今ほど、子どもたちが「おとぎ話...