心霊スポットの危険性

質問者：ハイル禅師　心霊スポットに行った友人達が次々と
気狂いになり変死したり自殺しましたが悪霊に憑依された
のでしょうか？

私：若気の至りで度胸試しも兼ねて飲酒運転しながら
心霊スポットに行った四人組もいましたが
三人は亡くなり残る一人も精神病になりました

実際に心霊スポットに行って事故死した人や無事に生還しても
気狂いになって自殺や変死する人が意外とおります

私が若い頃はネットも未発達だった為　
心霊スポットも霊障の強弱が不明でしたが
現在はガセも多い反面　本当に行ってはいけない場所もある

つまり凶悪な霊が多数存在しているエリアであり
霊能者も危険性が高い理由で即逃げるスポットです

こういう場所に酒を飲んだ勢いで若い人が行って立小便など
したら絶対に無事では済まない

気狂いになるとは私が知る限りあ～う～と声は出せますが
会話がまったく成立せずに口から泡を吹いて脱尿糞している
放心状態の事を言います

これは霊が脳に憑依しており本人の意識が飛ばされて
人形のような状態なのである

御祓いをしても本人が元通りに戻る保証はなく脳に損傷が
あれば回復は出来ませんし操っている霊に悪意があれば
突然に自殺や変死させられる事も多いにあります

地獄霊界はどれぐらいの種類が存在しているのか

質問者：ハイル禅師　地獄霊界はどれぐらいの種類が
存在しているのでしょうか？

私：地獄も日々更新されて新しい刑罰も有りますが
古典的な拷問がある地獄も相変らず存在しており
実に千種類以上にもわたっております

例えば等活地獄・黒縄地獄・衆合地獄・叫喚地獄
・大叫喚地獄・焦熱地獄・大焦熱地獄・阿鼻地獄
・針山地獄・血の池地獄・尿泥地獄・無間地獄等です

例として上記の等活地獄と黒縄地獄の解説を致します

等活地獄に堕ちる者は互いに敵愾心を抱き罪人同士が
業報の爪を研いで争い血肉をかきむしり合って骨だけが
残るのです

また獄卒は罪人を打ち伏せ刀を持って切り裂くと
残骨を打ち砕き見る影もなく散らばります

しかし一陣の冷風が吹いてくると獄卒は杖を持って
地を打ち「活々」と唱える

すると空中にも鬼神の声があって「再び元にかえれ」
と叫ぶと罪人は元の姿に戻り毎日拷問が繰り返される

また黒縄地獄は責め苦が等活地獄の十倍と言われており
獄卒は罪人に鉄の塊を背負わせて鉄の山へ登らせ綱を渡らせる

その際　罪人の下には鉄を焼いている炎があって罪人の
足元まで燃え広がり　必ず罪人は綱から滑り落ちる

落ちてきた罪人を獄卒が熱鉄の上に伏せさせ焼けた鉄縄で
体に印を入れてその部分を切り刻むのである

これらの詳しい内容は高級霊でも体験者以外は全く知り得ない
のであります

先祖からの言い伝え

質問者：ハイル禅師　祖父には山の中で落とし物をした時は
探さずに帰宅するよう何度も言われましたがそれは落し物が
山の神所有になるからです　僕は約束を破り落とし物を探そう
とした際に変な空間に入ったと感じた後　飼い犬は体が穴だらけ
になり舌を抜かれて変死し僕自身は味覚を奪われました

私：ひとくちに山の神と言っても多種多様であり森の妖怪や
物の怪の類など千差万別に存在しております

祖父が何度も言うのは先祖からの言い伝えであり
何だかの因縁が深く絡んでいるからだと思います

例えば先祖の数代前に山の祠を壊した報いで罰を受けようと
した際に子孫代々が山の中で落とし物をした時はどんな物も
絶対に拾ってはならぬ！と誓約をさせられて破ると酷い神罰を
受けるなどであります

子孫から見れば災難ではあるが先祖が約束したのなら
連帯責任を負わされるわけである

だから山の中で落とし物をした時は勝手に探そうとせず
祖父がいれば相談すべきでした

君の一族に「呪」が掛かっている為　犬は舌を抜かれて全身が
穴だらけになったのは神罰なのだと思います

人間の君は味覚を失っただけで済んだのですが　それでも
味覚が分からないのは相当に辛いことです

また変な空間とは夏ならセミの声や小鳥のさえずりが
突然消えて静寂になり不気味な気配だけを感じる
霊のテリトリーに入った場合が多いのです

三歳までは霊感が高いとされている理由

質問者：ハイル禅師　三歳までは霊感が高いと知人が
言うのですがなぜなのでしょうか？

私：三歳とはこの世的な俗世間のしがらみに汚されていない
年齢ですが確かにこの年齢では潜在智的能力が開いている
ケースが多々があります

その潜在智的能力とは前世からの記憶や技術及び霊的な
超能力であるなど科学的には説明できない能力の事です

私の知る話でも別の部屋で母親を箱の中に入れて母親が
声も出してはいけない条件で念だけで母さんはここだよと！
三歳の子供に送りました

十人の三歳児の子供は全て自分の母親の箱を開けたのだが
六歳児に同じ実験をやっても結果は芳しくなかったのです

それは幼稚園に行く頃から顕在的な学問を詰め込まれる事で
潜在智的能力が喪失するからであります

要するに三歳～五歳頃がピークであると考えられるのです　
ピークとは前世の記憶を正確に話したり幽霊が見えたり
或いは物品を念で引き寄せるアポート能力を持つ幼児の事
を指します

実際に超能力が時限的に駆使出来る幼児も存在しますが
中には肉親に降りかかる災厄を予知する幼児までいました

ただ基本的には五歳児以降徐々に超能力は消えていきますが
この世の常識と言われる杓子定規の制約された知識や事象
のみを優先して受け入れるからである

魂とは何か

質問者：ハイル禅師　魂とはいったい何でしょうか？

私：魂を霊魂とも呼びますが意識と五感を持った基本的に
不死のエネルギー生命体を言います

つまり生きている人間の肉体も全て魂が肉体に入っているから
言動が出来る訳で魂が抜け出ると動かない人形でしかない

また幽体離脱中であっても魂と肉体との間に霊子線が繋がって
いれば肉体が昏睡状態で意識が無くても
肉体には血液が巡る為に腐乱しませんが
霊子線が切れてしまえば肉体は腐ります

この肉体が昏睡状態の間は自分の意識である魂は
肉体から飛び出て周りの人の言動が明確に分かったり
或いは幽界に行っている場合は既に他界した肉親と会って
会話をしている事が多い

要するに自分自身の本体は肉体ではなく魂であり
この世で生活する期間だけ肉体と憑依同化して
制約された不便な生活を強いられていますが
これは魂修行の為なのであります

本質的に魂は不死なのであり肉体だけが
耐用年数などにより消滅するだけである

この魂は何回も輪廻転生を繰り返して修行をしますが
全ての時代の人生の出来事は潜在意識に記憶されております

だが多くの人達は自分が初めて生まれてきて初めて死ぬ感覚で
いますが　それは顕在意識であり過去世の記憶が潜在意識に
封印されているからであります

動物に生まれ変わるなどの退化は有り得ないのか

質問者：ハイル禅師　西洋の高級霊の話では人間は進化が
目的なので動物に生まれ変わるなどの退化は有り得ないと
なっておりますが事実なのでしょうか？

私：確かに動物や植物及び生物は生成化育進歩発展による
進化が目的であるのは事実であります

ただし人間が動物に転生しないわけではなく私が把握している
事例でも豚・牛・蛇・鶏などに生まれ変わっております

動物への転生と言っても進化の意味ではなく
罪障清算だけのつらい修行であり
死後動物に憑依した幽界及び畜生道から生まれます

また動物へ転生した人間は殺されて食べられる事で
劫が消滅してまた人間に生まれ変わる

さらに動物だった時のスキルも使用できる場合があり
例えば蛇だった場合　人間の肉体でも首が数m伸びるなどです

西洋の高級霊にはシルバーバーチ等もおりますが神ではない為　
彼らの内容が１００％正しい訳ではない

彼ら高級霊は肉食は止めて菜食を強く勧めますが
現在は時代の過渡期であり人類に動物を食べるな！と
現段階では言っても無理な話です

人間はカニバリズムと呼ばれる人食もやっていましたが
徐々に減っていき現在は一部の部族だけです

同類である人間は食べない慈悲が生まれたからであり
その思いが動物に向かえば自然と菜食になるでしょう

魂の進化の工程について見解をお聞かせ下さい

質問者：ハイル禅師　魂の進化の工程について見解を
お聞かせ下さい

私：魂の個々の進化については人生における人間の進歩と
よく似ている部分があるのです

即ち生まれたばかりの赤子は自然と生物学的にプログラム
された方法で有機的生命の維持に欠かせない機能を発達
させるにすぎず　肉体を只管大きくするだけであります

また自己意思決定能力もなく生き延びる為には
両親等扶養者に完全に依存しないといけない

だが子供が成長するにつれ徐々に自立して
次第に両親に依存しなくなってくる時が来る

さらに思春期では自分の意志で決定するにあたり
両親と対立する部分も出てきます

両親が自分の体験や年の功から予め忠告をしても
子供は自身の人生への干渉と捉え忠告に関わらず
無視して間違った決定をする事もある

これによって酷く後悔したり苦しむことが有っても
自分で失敗を体験する事も必要な面があるのです

そして子供はあらゆる経験を積み成熟していくと
両親から独立する段階に達します

霊的進化の過程も同じであり新しい魂は進歩した他の魂の
存在に完全に依存しており進歩も彼らに誘導される

しかし魂が経験を積むにつれ知力や感情を養い
自分の意志を発達させる土壌になるので
当初の依存は必要不可欠な工程なのである

実際に有った不思議な話

質問者：ハイル禅師　実際に有った禅師が体験された
不思議な話をお願い致します

私：不思議な話には私の体験談以外に肉親や知人などの
怪奇体験話もあります

私の住んでいたハイツでの体験ですが深夜に二階の子供が
数時間に渡り走り回るのです　

昼寝で夜に寝れなくて騒いでいるにしては廊下の往復の
走り方には規則性があるし何度も繰り返してドタバタ走ると
両親も煩いので注意するはずです

この現象が何度かあった後に分かった事だが上の階には
小さい子がいない上に留守にしている事も多かった

留守の時に深夜に子供の霊が走り回っていたと考察すると
腑に落ちる現象でしたが　さらには天井を爪で引っ掻く音も
たびたびありましたね

また私の弟の話ですが草津の社員寮にいる時に深夜就寝中に
浴衣姿の爺さんの霊が出てきて腕を掴んできたので腕を掴み
返したら吃驚して爺さんの霊が部屋から消えたそうで後日に
この話をすると同僚も同じ爺さんの霊を目撃していました

この寮の前は野戦病院か精神病院だった話がありその時の
患者ではないかと寮中に噂が広まっていたそうである

さらに弟の会社の知人の話では深夜にタクシーに纏わる内容で
運転手が幽霊を載せる話が実際には多いのですがこの話では
運転手が幽霊だったのです

このタクシーの女性の運転手は自分は霊感が強いとかで霊を
引き寄せてしまうと言い知人が早く降りたいと思っていると
突然飛び出てきた歩行者を跳ねました

轢いた女性の運転手は車外に出ない方が良いと言ったが
知人が外に出ると誰もいなかった

目的地到着後に運転手をじっくり見たら運転手の顔半分が
ただれており実はこの女性の運転手も幽霊だったのである

亡くなった人の霊は妖怪化する事があるのか

質問者：ハイル禅師　亡くなった人の霊は妖怪化する事が
あるのでしょうか？

私：人は死ぬと肉体から霊魂が抜けますが現世への執着が
強いと霊体であるエーテル体が肉体の如く物質化して
普通の人間のように見える事があります

亡くなった人が霊となり妖怪化する現象は私もいくつか知って
いますが　例えばニューギニア戦線で戦死した日本兵が
複数いて彼らが普通に自分の兵舎に戻ってくると
生きている日本兵は物凄く吃驚したと言う

そこで兵士の中で僧侶や神官の息子が彼らを供養しようと
したが全く効果がなく彼ら霊達は兵舎の食料を食べて
水を飲むので非常に困ったという

さらに彼らの霊達の中には首だけ伸ばして
遠方を観たり手だけ伸ばして高い木の果実を取ったり
妖怪化も目撃されるようになった

霊体でありながら物質化して妖怪のような素行をする為　
司令官が腹を決めて彼らの霊を整列させて
感謝の言葉を涙ながらに伝え成仏を命令した所　
彼ら霊達も涙を流して小さな土山を残して消失しました

この司令官は土山の土を集めて現地に慰霊碑を建てると同時に
戦後は内地にその土の一部を収めた墓碑を作りました

最後に水子霊も何百年も幽界を彷徨すると妖怪化して
縁ある女性の妊娠を妨害し流産させ婦人病にする事もあります

西洋の高級霊が天国や地獄なんて概念だけとの発言に吃驚

質問者：ハイル禅師　ある西洋の霊媒の人の本を読んでいたら
高級霊が天国や地獄なんて概念だけだよ！と話していて
吃驚しております

私：高級霊が霊媒を通して真理を告げている内容は
私も熟読していますが八割程度の精度であります

霊界とは人間や霊界の高級霊でさえ把握しきれないぐらい
壮大であり彼らの知識も九牛の一毛に過ぎないのです

彼ら西洋の高級霊が天国や地獄が存在しないと言うのは
彼ら自身が体験してきた霊層や現在の霊層には存在しない
からであり嘘を言っている訳ではないが発言は慎重にすべき
であります

例えば西洋の高級霊の霊層が中有界の上段領域であれば
天国界は別の星になるので知り得ないのも不思議ではない

つまり天国・中有・地獄はそれぞれ太陽系の星の四次元世界
にあるが自分が住んでいる星以外の情報は知り得ません

地球人が火星人を知らないのと同じだが　ただ彼ら高級霊も
必死に霊界で修業して下層から成り上がった霊も多くおり
学習も研鑽も怠惰な霊よりも秀でているのは間違いない

だからこそ彼らなりの知識の範疇で霊媒を通して霊界の実相を
語っている訳です

私の語録の霊界の話は大自在天と呼ばれる霊位を持つ神人の
内容であり彼らは全ての霊層を往来出来る資格を有するのです

動物や昆虫以外に木や植物にも個性や性格などがあるのか

質問者：ハイル禅師　動物や昆虫以外に木や植物にも個性や
性格などがあるのでしょうか？

私：人間も相当に前世を遡れば大木だった時もありますが
勿論感情がありそれは喜怒哀楽の要素が全てある人間と
変わりません

例えば自分が大木の時に木陰に休みに来る人間を観ていたり
カップルだと会話も聞いているが彼らが来なくなると
寂しい感情が湧くのです

動物でも勇敢で慈悲深いものは仲間が襲われていると
全力で助けたりしますが臆病で自分勝手だと見て見ぬふり
をするのも人と同じです

昆虫もメスがオスを食べずに逃がして上げる行為もやります

猿や象は仲間が死ぬと涙を流して暫く絶食する事さえあり
仲間を助けたり敢えて獲物を逃がして上げたりするのは
利他愛の気持ちがあり進化してきているのであります

木や植物も同様に人間がむやみに切ったりすると
怒り狂って霊障を与える木や植物もありますが
優しく穏やかな性格の木や植物は許してくれます

例えば植物の障りとして果実のなる木を切ると
婦人病や皮膚の病気になる場合がありますが
女性だと子宮筋腫や肉腫にさせます

このように動植物や昆虫にも魂が存在しており攻撃的で
野蛮な性格から寛容で穏やかな性格まで多種多様が
存在するのであります

宜保愛子さんが指摘された守護霊

質問者：ハイル禅師　宜保愛子さんが指摘された守護霊は
死後五十年までの肉親が多かったと思います

私：確かに宜保愛子さんが指摘された守護霊とは
三代前までの御先祖の霊が多かった

多くの霊能者は鑑定した人に祖父や祖母の守護霊がいると
指摘しますが厳密に言えば彼らには守護霊の資格がない為　
潜りの守護霊になります

正真正銘本物の守護霊とは多くは免許であるライセンスを
取得した十代以上前の御先祖の霊が担当しております

守護霊には僧侶が圧倒的に多くやはり僧侶は生前に徳を積み
死後も発願して勉強し優秀で資格を習得しやすいからである

また十代以上前の御先祖の霊は霊能者側が「如来位」の
霊位がないと見えません　

宜保愛子さんも穏やかで徳の有る方でしたが如来位のレベル
に無いので本物の守護霊が見えなかったのです

さらにペットの霊が守護霊になっていると指摘する方もいますが
守護霊とは有資格者の人間・龍神・菩薩様などになります

それではなぜ守護霊は有資格でないといけないのかだが
誤って子孫を導くからで自分の生前の病気も浄化不十分で
子孫に迷惑をかけるからであります

例えば胃がんで死んだ祖父や弟が守護霊になると本人も
胃がんになるが逸見政孝さんが該当している

三代までの肉親の霊もペットの霊も主を守ろうと言う気持ちは
非常に有難いが主を間違った人生の方向に誘導させたり
自身の死因である病気に罹患させるリスクもあるのです

霊界での魂の交流はどのように行われているのか

質問者：ハイル禅師　霊界での魂の交流はどのように
行われているのでしょうか？

私：霊界には自分の魂の波動レベルに合った霊層が
存在しており基本はその霊層内での交流に限られます

また高次元の魂になっていくほど自由に動き回る事ができ
不快感はあるモノの下層レベルにも降りていけます

つまり下層の魂は自己の波動レベルを上げない限り
上層の魂との交流は出来ないが上層の進歩した魂が
下層に降りる事で交流が成立する

例えば上層の神官や僧侶が下層の信者に法施する場合など
に降りられます

ただ地獄に近い下層の振動数は極端に低い為　上層の者が
危険で説法に降りられない事や波動が荒すぎるので物質界と
酷似しており人間のように制限された狭い稼働領域内で
かなり制約された暮らしをしている

強引に上層から下層に降りる場合も地獄界まで下がると
高級霊は低級霊に認知されるように波動調整をしなければならず
人間でいえば黒い煙の中に入っていく苦しみを感じる

要するに高級霊の繊細で幽かな波動では荒々しい下層の霊には
見えず敢えて物質化の細工も必要でありその上に相当に苦しく
非常に不愉快なのである

だから魂の交流も上層の霊が中層の霊に説法する為に降りる
のが普通の状況であります

全ての霊層を移動できる高級霊には最澄や空海などがいますが
「大自在天の霊位」が必要であり西洋の高級霊の内容に齟齬が
生じるのは全ての霊層を知悉出来ていないからである

自分が死にたいタイミングで寿命になるには徳が必要

質問者：ハイル禅師　自分が死にたいタイミングで
寿命になるのには徳分が必要なのでしょうか？

私：基本的には寿命が延びて現世に留まるには徳分が
必要ですが中には重病で苦しい状態のまま生き長らえる
人など特殊事情がある場合は寿命がなかなか来ないことで
逆に徳がないと言える訳で現状が不本意ならば劫祓いだけ
の人生と言えるでしょう

つまりなかなか思い通りに死ねないのは劫が重いからだが
徳が無いから仕方なく生きながらえる人もいる

徳分とは人に幸福感を齎すからである

要するに徳がある人は瀬戸内寂静さんのように
タイミングよく寿命になります

瀬戸内さんは生前に１００歳まで生き延びるのが
恥ずかしいと口癖のように言われていたが
９９歳で自然死されたので願いが叶っている

人は健康寿命が長くないと意味がない訳だが
生きている間に徳を積んでいると楽に寿命になったり
タイミングよく他界出来る様になります

また健康体でも８５歳の御婆さんが月に６万円の年金で
生活して３９円の納豆を買うのにも躊躇するような生活も
徳を感じられません

徳を積んで寿命を長くするのは天の法則に適っていますが
自分自身が幸福感を感じるようにさらに善徳を積みながら
神仏に祈願する事も大切なのであります

高い木の上から落ちて魂が抜け出た人

質問者：ハイル禅師　僕は高い木の上から落ちて魂が
抜け出ましたが上空から自分の体を観ていると誰かに
乗っ取られてしまい勝手に移動し始めました　それに
気づいた母が霊能者の知人に相談して何とか追い出して
くれたので無事戻れました

私：人は扱けた拍子や高い所から落ちた時に頭を強く打った際　
魂が肉体から抜け出る幽体離脱を体験する事があります

また丹波哲郎氏のように危篤で入院中に幽体離脱をした人
もいますが丹波氏は幼少時と八十代で二度体験している

幽体離脱中は銀色の霊子線（たまのこせん）が
自分の霊魂と肉体の間を紐のように接続しているのが見える

ただ自分の魂が抜け出ると肉体は「抜け殻」の無防備になる為　
非常に稀だが空の肉体を他の霊魂に乗っ取られてしまい
勝手に歩いて移動される事がある

長い時間幽体離脱状態でいると霊子線が接続していても
戻れなくなる可能性があり肉体を乗っ取られている間は
戻れません

母親の直感で他人の霊が子供に憑依したと気づいて
霊能者に外してもらったのは不幸中の幸いでした

さらには似た事例として生前墓（寿陵墓）や逆修墓でも生きて
いる間に空の墓を作る事で他人の霊に占拠される場合が多く
よくありません

無事に戻れたのは母の機転であり運が良かったと思います