ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

マリーシャさん近況報告 続き

2012-05-12 | チロ基金
 今年20歳になるマリーシャさんですが、全然化粧をしていない・・・。
「あまり化粧は好きではない」・・・そうです。
 何だか堂々としているように見えました。
 私がマリーシャさんだったら、顔にいろいろ塗りたくる(^^;)と思うのですが・・・。
 人間、中身がしっかりしていたら、コンプレックスなんか感じなくなるのでしょうね。

 これからの支援について、もう本人が大人なので、
「自分で何をどうしたいのか決めたらいいと思うけど・・・。お父さんは人口の耳を作りたいと言ってたけど、どう思いますか?」
と話したら、
「耳は髪の毛に隠れるから分からないし、手のほうも気にしない。先生(担当医)はまだまだしないといけないことがある、と話していたけれど・・・。」
と話していました。
 私も本人の希望、そしてお医者さんの意見も大事にしたいので、ゆっくり考えてもらうことにしました。

 それにしてもやはり手術直後に比べると、ずいぶん顔の表面の状態がよくなっていて、うれしくなりました。
 画像は「自分撮り」モードで撮影した、マリーシャさんと私の目玉です。(^^;)

 以前マリーシャさんに支援してくださった方々にマリーシャさんが元気にしていることをご報告いたします。
 

マリーシャさん近況報告

2012-05-12 | チロ基金
 2010年と2011年にチロ基金の活動として「マリーシャさん支援プロジェクト(熱傷痕への美容整形手術支援)」を行いました。詳しくはこちらの過去ログをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/37c281b9db5d458a388adedb19ce68bb


 先日ミンスク市内を歩いていたら、ばったりマリーシャさんに会いました!
 ちゃんと受験に合格し、現在ミンスクで勉強しているマリーシャさん。
 すっかり大人っぽくなっていました。
 
 「もうすぐ後期試験が始まるから、勉強がんばっています。」
ということでした。
 地元に住んでいたころは周りの人はみんな事情を知っていたと思いますが、ミンスクに来てからは外見のことで何か言われていないかと心配しましたが、全然そんなこと(からかわれたり、いじめられたり)されていないそうです。よかった! 周囲の人たちにも恵まれているようですね。

 首都での学生生活を楽しんでいるようすで、安心しました。
 そしてしっかりした学生さんになっていて、感動しました。