10月2日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は79421人になりました。1日の新規感染者数は402人です。400人台になってしまいました。
死者数は844人です。
74982人が回復しました。
189万件の検査数となりました。
ミンスク市内の映画館では観客にマスク着用を呼びかけています。強制ではありません。
10月1日、EUはブリュッセルで開いた首脳会議で、ベラルーシの大統領選挙結果改ざんや抗議活動弾圧の責任者約40人に対する制裁発動を決定しました。EUはトルコが条件を出して、全会一致が得られず制裁の発動が遅れていたのですが、ようやく決定しました。
この40人の中にルカシェンコ大統領は含まれていませんが、状況によっては加えられる可能性もあるとEUは示唆しています。
この40人のEU圏内への入国禁止や資産凍結が制裁の内容です。
翌日10月2日、ベラルーシ外務省はEUに対する制裁を決定したと国営通信を通じて発表しました。EU加盟国の政府高官に対してベラルーシ入国禁止などの制裁を科すそうです。現在対象リスト作成中だそうです。
（ベラルーシ国内に資産を保管している西側諸国の政府高官は、いないでしょうね・・・。）
ベラルーシ外務省は、EUのベラルーシ制裁に対して、そのような政策はEUとベラルーシに壁を作ることになると批判しました。
テロや感染症対策などともに取り組まないといけない課題があるのに、対立している場合ではない、逆に協力し合うことを提案します、とベラルーシ外務省はEUに対して発表しました。
同時にベラルーシ国民に対しては、ベラルーシに向けてのあらゆる攻撃にベラルーシ外務省は適切に対処していく方針であることを発表しました。
・・・
10月3日の追記です。
アメリカもベラルーシの政府高官8人に対して、制裁を行うことを決定しました。この中にルカシェンコ大統領は含まれていません。
この8人のアメリカにある資産は凍結、アメリカ人との取引が禁止されます。
またベラルーシ人24人に対してアメリカのビザを制限することが実施されました。
ウクライナ政府はEUの対ベラルーシ制裁にウクライナも呼応し、同じ内容の制裁を採択しました。
ベラルーシとウクライナの関係も悪化しそうです。
