2021年7月22日。東京五輪が始まりますが、ベラルーシでは特に話題になることもなく、「え、ああ、始まるの? いつ?」のような反応です。
ベラルーシのオリンピック委員会長が大統領兼任だったのをIOCに、これでえはベラルーシ選手は参加できませんと言われたので、大統領が辞任して、新会長がその息子なので、やっぱりだめ(息子も欧米の掲載制裁対象者の一人)なのではないかと思われていましたが、結局出場できるようになり、ナショナルチームは出発しました。
元K-1選手として有名なアレクセイ・
クジンが逮捕されていたロシアからベラルーシへ移送されました。現在取り調べ中です。
この件について、現在アメリカ訪問中の野党リーダー、チハノフスカヤ氏は、アメリカ議会で言及しました。ロシアのベラルーシへの介入(別の言い方では協力)について、アメリカ側に強調したのでしょう。
ライアンエアー緊急着陸事件で、逮捕されたプロタセヴィチ氏がテレビ番組に出演し、野党メンバーの間で資金の取り合いがあったと発言しました。
しかし、シナリオどおりに発言するよう強要されている可能性もあります。
ベラルーシの経済学者が、家宅捜査を受けた後、ベラルーシを出国しました。
ベラルーシ国内では禁止されている白赤白の旗がバツーミなど外国で掲揚されたり、目立つように掲げられえたりしています。
東京五輪ではどうなるでしょうか。ベラルーシ選手が出る試合で白赤白の旗を持って応援する観客が現れるかもしれません。(無観客の試合が多いでしょうが・・・。)
また、ベラルーシのスポーツ選手で反政府派は、すでに出国しており、今回のナショナルチームから外れているので、今回東京入りした選手は、現国旗の下、試合に臨むことを選んだ人ばかりなので、観客が白赤白の旗で応援しても、選手の応援としてはあまり意味がありません。