久しぶりのまともな休み、
運のいいことに台風の雨の次の日というキノコにとって都合のいい日だった。
だいぶ伊吹山のまわりの地理に慣れてきた、
この山の周りには張り付くように転々と集落が点在している。
山全体が石灰岩でできていて、普通の山ならこの季節緑の木々に覆われているが
セメント会社によって大規模に山が変形するくらい削られていて、
数十キロ離れたところから見ても変形したいびつな形と剥きだした山肌がよく見える、
それがこの山の特徴となっている。
今日は奥伊吹の方に足を運んでみようと思ったが、その入口の集落で早速引っかかる。
すごく山奥なのに人気(ひとけ)が強い、近くに有名なスキー場やキャンプ場があるせいかな。
さて、キノコ。
20150512 米原市大久保 長尾護国寺遺跡周辺

山に分けいる道があまりないときは、こういうお寺の裏からアタックしてみることが多い。

マメザヤタケ だいたいどこの山でも見かける普通種だけれど伊吹で見つけるとやっぱり嬉しい。
中の白い髄層の周りに子のう殻が埋没してる外層がある。腐ったカエンタケにも似ててドキっとする。

マツオウジ 食菌として有名だが人によってはお腹を壊すみたい。私はこれを食べると口の中が乾く。



とても食菌ぽい、いい香りがするキノコ、なので最初これを見たときこれがバイタケなんじゃないかと思った。未記載種の多いタバコウロコタケ属?はて?
→ちゃう!家でこのキノコを観察していたら(机の上に放置してたら)乾燥してすごく硬くなった。
もって帰ってきたときはすごく柔らかくて何かと思ったけど、普通のアシグロタケやん。

集落を歩いていたネコ、このへんの人に似てる。
こちらを気にしつつも関わってこない、といって離れてもいかない。
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