アシナガタケってかわいいよなあ
その思いは写真を撮り始めてどんどん加速してきた
毎年、たくさんアシナガタケを撮ってて、
可愛いのだけGoogle+でアシナガタケコレクションを作って自分でニヤニヤしながら眺めてる
いやあ、かわいいねえ
ここでたくさんアシナガタケっぽいものをひとつひとつ観察して齧って
図鑑の記載を読んであてはめようとすると、記載と合うもの、合わないものもたくさんあった
図鑑にぴったり合うものを探し出して、
これがアシナガタケです、これがニオイアシナガタケです、
ということはできる
じゃあ図鑑の記載に合わない大量のアシナガタケ・ニオイアシナガタケはどうする?
なにが問題なんだと思う?図鑑の記載に従わないキノコが悪いのかな?
さて、と。
最近、匂いのするアシナガタケが見られなくなった
また、こちらでも寒さが増し雪が降り始めた
雪が30cmくらい積もってもキノコを探しに行く変態なので雪キノコには思い入れがある
しかしナメコやヒラタケなどの食菌は、いわゆる雪国と違ってこのあたりでは分布がかなり限定的で
私が雪の日に見るキノコはそういう食菌ではない
私の中で雪きのことして認定してるキノコにアシナガタケがある

こちらでも雪が降り始めた。この子、けなげにも見えるし、力強さも感じる
雪きのこはウロコタケやハチノスタケなのど材上性のキノコが多い
地上性のキノコで雪きのことして思い浮かぶのはこのアシナガタケくらい
(たまにニガクリタケやムササビタケも見るが)
アシナガタケは雪に強い、いやむしろ雪に特化したといってもいいのではないか
そのくらい、雪の降る地域で冬に地べたから生えるのは困難を極めると思う





ほかの地上性キノコが全くないなかでこれはすごいことだと思う
雪が降り始めてから、匂いのあるアシナガタケは見つけられていない
ついでにトビムシも激減したよ(^_^;)
吉敷川だよりさんにも相談してみた
そしたら寒い中、さっそく秋吉台にアシナガタケ・ニオイアシナガタケを見に行かれた
やはり、匂いのするアシナガタケの仲間は見つからなかったようだ
ネット情報をかき集めて議論するのではなく、
同じ問題意識を持って離れた場所で観察・報告しあうことに意味がある
その場としてネットを使うべきだ
ぜひ、みなさんも問題意識を持って野山に出て、その報告を聞かせて欲しい
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