13日は秋葉原駅から臨時特急新宿わかしお号に乗って大多喜に向かいます。千葉県立大多喜高校マンドリン・ギター部の演奏がいすみ鉄道車内であるので鑑賞ついでにいすみ鉄道に乗ってこようという寸法です。出発前に川崎駅で臨時特急新宿わかしお号の指定券を見たら完売の『×』が出ていて自由席特急券を大原まで買い求めます。茂原で意外にたくさん降りいていったのに驚きました。
大原でいすみ鉄道に一日乗車券を買って乗り込みます。大多喜で下車して大多喜高校の校舎を見にいったりして時間をつぶして駅前に戻ると、大多喜高校マンドリン・ギター部のみなさんが楽器を持って現れました。吹奏楽部と違って大形楽器(打楽器やチューバなど)がないから手持ちで移動できるのは強みです。大多喜高校の夏服を初めて見られました。
大原からやってきた普通列車の後ろに1両増結して列車最後尾にコの字型に配置してそれを空いたスペースから鑑賞する形で演奏会が行われます。
マグネット貼りつけの『マンドリン・ギター列車』テールマークが列車後部に掲げられています。部員の手作りかな?
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第1部
校長と顧問の先生のあいさつのあと演奏開始。
1.カントリーロード
2.丘を越えて
3.風になる(映画 猫の恩返し主題歌)
4.私のお気に入り
5.愛の讚歌
6.コンドルは飛んでゆく
上総中野に到着し部員・観客ともに折り返し最後尾となる部分へ移動。
7.シスター(ポルノグラフティ)
8.手紙(アンジェラ アキ)
9.チェリー(スピッツ)
部の紹介:3年生6名、2年生8名、1年生5名の19名で活動中。
今回は2,3年生のみの演奏で、1年生たちは
前の車両で観客の案内に当たっている。
老人ホームやオリブ(大多喜町にあるショッピングモール)でも演奏しているそうだ。
楽器の紹介:マンドリンやギターといった誰でも知っていそうな楽器のほか
マンドリンより1オクターブ低い音のマンドラ、
低音担当のマンドセロが使われている。
大多喜で数分停車する間休演
筆者の演奏を聴いた感想としては
丘を越えて:ディーゼルカーがのんびり走るのにマンドリン・ギターの音色がよく合っている。
私のお気に入り:ワルツのリズムが列車の走りにふさわしく思えたのはJR東海のせい?
愛の讚歌:弦のトレモロがとてもきれいだった。
チェリー:この曲は好きなので演目に入っていてとてもうれしい。
第2部
1.カントリーロード
2.丘を越えて
3.風になる(映画 猫の恩返し主題歌)
4.私のお気に入り
ここでサプライズゲスト登場。
<黄色い列車>といういすみ鉄道応援ソングを歌う
mokaの女性ボーカルさんが登場。
アカペラで黄色い列車を歌う。
吹奏楽部定期演奏会で部員が歌っていたのを聴いたことがあるが、
mokaの歌では初めてだ。
マンドリン・ギター部の伴奏付きだったらよかったのにと思う。
5.愛の讚歌
い鉄(いすみ鉄道)グッズの紹介
マンドリン・ギター部の紹介
大原に到着し部員・観客ともに折り返し最後尾となる部分へ移動。
6.コンドルは飛んでゆく
7.シスター(ポルノグラフティ)
8.手紙(アンジェラ アキ)
9.チェリー(スピッツ)
アンコールの代わりに観客のリクエストを募り風になるを演奏。
各パートリーダーのパート紹介があり大多喜に着き終演。
演奏していた後部1両は切り離された。
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大多喜駅前の『番屋』という店でお昼御飯を食べているとマンドリン・ギター部員が学校に引き上げてゆくのが見えました。みなさんお疲れ様でした。
大多喜駅前から勝浦駅にゆく小湊バスが程なく来るので帰りはバスで勝浦に出ることにしました。大多喜駅前から乗ったのは筆者も含め5人でいすみ鉄道だけでなく小湊バス勝浦線も大変だなぁと思いました。大多喜に小湊バスの営業所があったとは知らなんだ。
勝浦から特急わかしお18号に乗れば千葉駅のポイント故障で大網で足留めを食い東京駅に23分遅れで到着しました。特急料金払戻まであと1時間37分でした。無念。