海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ

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富士見塚古墳探訪

2007年01月21日 20時48分26秒 | 古墳
今日は近く廃車にする愛車のさよなら運転で茨城県かすみがうら市の古墳群を探訪する。
【カートレイン北海道】のワキ10000にも載せたことがある思い出の愛車も10年経ちそろそろ引退の時期を迎える。

1月19日朝7時に川崎を出発。京急蒲田の踏切を嫌って産業道路を使ったのに東京都大田・品川区内の渋滞で時間をとられ、加平ランプから首都高速に入るまで二時間以上かかる。
常磐道に入ると快調で、守谷SA、谷田部東PAに立ち寄り土浦北ICを出る。土浦市内で道に迷い時間をロスし、ようやく国道354号に入りかすみがうら市を目指す。しかしこの国道は案内標識がよそ者にはわかりづらくできており、古墳のある富士見台集落を通り過ぎ柏崎集落まで行ってしまう。

地元の方に道をたずね富士見塚古墳展示館に着いたのは正午近かった。展示館はあぜくら作りの高床式倉庫をイメージした建物で、こじんまりとした施設だ。
駐車場に茨城県警のパトカーが止まっているから逃げようかと思ったがまだ何も今日は悪いことをしていない。入館するとヒマワリ(暇なおまわり)君が管理人のおじさんとだべっていた。

当館には富士見塚古墳から出土した埴輪や土器が展示されている。当館名物の全国的にも珍しい鹿の埴輪も見られた。
館内でしばし埴輪をスケッチする。映画《古墳少女佑奈 埴輪帝国の陰謀》のキャラクターデザインの参考になる。

展示館裏の高台に富士見塚古墳がある。前方後円墳一基と円墳二基が保存されている。これらの古墳は発掘調査の後修復されたらしい。のっぺりとした墳丘になっているけれど、もともとは段築構造(階段ピラミッドのように段になるよう作る)になっていなかったのだろうか?
三基の古墳の写真を撮り、三脚立てて古墳をバックに記念撮影する。

墳丘にあがれば霞が浦や筑波山が一望でき、この古墳の主はすばらしい場所に墓を作ったものだ。そう、この古墳は天皇陵ではないから墳丘に上がることができるのだ。しかし百里基地の戦闘機が上空を編隊飛行しアフターバーナーこそ噴いていないが、古墳の主からすればうるさくてゆっくり死んでいられないであろう。

持ってきたあんドーナツを食べ、古墳を水彩色えんぴつでスケッチするのは至福の時間だ。車で来たのだから小型ではなく大きなスケッチブックを持ってくればよかったと思う。
前方後円墳が光と影に染まる様を見ているとこのまま日没までここにいたいと思う。
当初計画では、富士見塚古墳をかわきりにかすみがうら市の古墳群をめぐり、霞が浦大橋を渡り霞が浦対岸の鹿島鉄道にも寄るつもりだったが、
富士見塚古墳に着くのが遅れ、この古墳に魅入られたようにずっと居たからかなり計画が変わった。

前方後円墳と円墳のスケッチを仕上げたのを潮時に川崎に帰ることにする。
国道354号を走り、土浦市内は地元ナンバーの車の後について国道6号線バイパスに入り、桜土浦ICから常磐道に入る。
谷田部ICあたりから車が増えてきて団子に取り込まれて走るという嫌な展開になる。

常磐道の守谷SAに着き、今日は母と弟の誕生日だから何かおみやげを買って帰ることにする。
首都高速で曲がるところを間違えて平井大橋ランプに出てしまい、蔵前橋通り・京葉道路を走り川崎に帰った。
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