法政大学第二中・高等学校教養学校合唱団第2回定期演奏会

私立法政大学第二中・高等学校に初めて来た。
校門を入り3階の木月ホールに階段を上がる。
校内に演奏会の出来るホールがあるのはいいなぁ。
共学化する際に建て替えたのか新しい校舎である。
法政大学第二中・高等学校教養学校は地域に開かれた教養講座とのこと。
近所のおじさん・おばさんの合唱団だね。



第1ステージ「合唱の彩り」

春に
怪獣のバラード
愛の花
花嫁人形
ジグザグな屋根の下で
ほらね、

近所のおじさん・おばさんに混じり
私立法政大学第二中・高等学校合唱部男子3人、女子5人がステージに立つ。
花嫁人形とジグザグな屋根の下で　は新潟県新発田市で開かれた
花嫁人形コンクールで歌った曲とのこと。



第2ステージ「世界旅行に、うたで!」

気球に乗ってどこまでも
線路は続くよどこまでも
車にゆられて
おお ブレネリ
夏の山
草原情歌
ふるさと
フィンランディア

世界各国のうたのコーナー。
指揮者は、新型コロナウイルスで合唱は危ないものだと言われ
さびしい思いをしたと語る。

フィンランディアは吹奏楽部や管弦楽部の演奏で聴いたことはあるが
合唱は初めて聴く。
フィンランディアの原曲はロシアによるフィンランド支配への
抵抗ピースニャ(ロシア語で歌のこと)なのだが、
ここでは日本語で自然の美しさを歌っており、反ロシア色はない。
原曲の意味の紹介もなく残念である。
筆者はプログラムを見てフィンランディアは
ロシアによるウクライナ侵攻への反意かと思ったが、
政治的思想はまったくなかった。


第3ステージ「お楽しみステージ」

法政大学第二中・高等学校合唱部ミニ演奏会

ここからはじまる　他2曲

長袖シャツの制服姿で
私立法政大学第二中・高等学校合唱部男子3人、女子5人がステージに立つ。
顧問らしい男性も加わる。
3曲目は観客に手拍子を求め、振り付けのある歌。
演奏後部長にインタビューがあり2024/3/30の定期演奏会の告知。
本日歌った曲は定期演奏会で歌うそうだ。
合唱部員が少なくて大変。NHK音楽コンクールで予選通過、
神奈川県大会銅賞とのこと。

教養学校合唱のおじさんのインタビューは
一年間やって楽しかった。このおじさんの息子は法政第二中学３年生とのこと。

法政大学アカデミー合唱団と高津市民合唱団の人にもインタビュー。
これらの団体の人と法政二中高合唱部卒業生が第4ステージに出演する。


第4ステージ

混声合唱とピアノのための組曲 夢の意味

黒いシャツにズボンやスカート、黒いワンピースなど黒ずくめの衣装。
私立法政大学第二中・高等学校合唱部はブレザーの制服で歌う。
大人数なので迫力がある。


アンコールを歌う中、指揮者がステージにいる一人ひとりに花束を渡してゆく。
珍しい演出だ。
余談だが筆者はこの花束を持った人を
南武線武蔵小杉駅で見かけ出演者だとすぐわかった。

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