10年前はこんなことしていたんだなぁ。
神奈川県立上鶴間高校吹奏楽部定期演奏会
神奈川県立音楽堂の横浜市立保土ヶ谷中学校吹奏楽部定期演奏会から横浜線で橋本に転戦してきた。神奈川県立上鶴間高校吹奏楽部定期演奏会は20世紀末に鑑賞した記憶がある。
杜のホールはしもとに開場10分前に着いたのだが、誰も並んでいない。筆者と同じエレベーターで上がってきた人たちが並べば筆者は3番目。開場され誰何なくプログラムをもらって入場。
ロビーコンサートがあり、木管六重奏<魔女の宅急便メドレー>クラリネット2、フルート2、アルトサックス1、バリトンサックス1の編成。この1曲だけ演奏して終わった。
ホワイエのパート紹介の展示を見ると部員がかなり少ない。20世紀末にはもっとたくさんの部員がいたような印象だったがずいぶんと少なくなってしまったな。客席にすわりステージを見ると置いてあるイスが少ない。本日は現役13名+卒業生のステージ。それゆえ観客も少なくさびしい定期演奏会になったものだ。
I部 現役のみのステージ。司会は卒業生。
<マナティリリック序曲> パーカッションはドラムスとティンパニーのみ。澄んだトランペットで始まる。13人でもしっかりした演奏になっている。金管のきれいな音。トランペットのソロが朗々と語られる。 クラリネットが澄んだ音を出す。
<躍動する魂~吹奏楽のために>木管で始まる。不思議な感じの曲。2人しかいないパーカッションが大忙しだ。足踏みして終わった。
<天馬の道>木管で静かに始まる。スネアにのりトランペットなどのメロディが盛り上がってゆく。クラリネットの早いメロディ。静まっまってクラリネットのメロディ。鍵盤打楽器はグロッケンのみ。フルート女子のソロ。トランペットのメロディ。冒頭に戻りクラリネットのメロディ。
休憩に金管打楽器七重奏<ディズニーメドレー>を演奏。ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーホニゥムチューバ、グロッケン、ビブラホンが下手花道で演奏。
II部は黒いシャツにネクタイ、黒いズボン、で演奏。学生司会は交代して高校1年生女子二人。ぎこちない様子がかわいい。
<ディズニー映画「ザ・ライオン・キング」>部員たちは動物のお面をつけて演奏。トランペットの澄んだ音で始まる。トロンボーン・トランペットのスタンドプレイ。左右に揺れながら演奏。バリトンサックスのメロディ。全体で立ち上がる。トランペット女子が立ち上がりソロ。一人づつ立ち上がり上向きで終わった。
<ルパン三世>出だしで上下左右に向く。黒いハットをかぶっているが、これはアルセーヌ・ルパンあるいは次元大介をイメージしたものか? トランペットのメロディが印象的。アルトサックス女子が前に出てソロを奏でるのが
「五右衛門カッ~コいい~」(映画ルパンvsクローンより)
という感じだ。上向きで終わった。
司会はリレーで毎回かわいい女子が司会に現れる。
<ディズニー映画「美女と野獣」ハイライト>は静かな旋律が終わるとステージの照明が明るくなるのが臨場感があってよい。 トロンボーンのメロディのワルツ。 クラリネットのメロディで左右に揺れる。
<サウス・ランバート・ストリート・パレード>黒いハットをかぶりドラムスソロで始まる。全体で上向きになる。左右に揺れながら演奏。フルート女子が下手に現れてソロ。ノリノリの旋律で全体で上向きになる。ドラムスの3年生女子のソロ。全体で立ち上がり上向きで終わった。
休憩に木管六重奏<パイレーツ・オブ・カリビアン>を演奏した。フルート2、クラリネット2他。
III部、卒業生を加えてのステージ。<行進曲 作品99>人数が増えると演奏に厚みが出るね。コミカルな曲調。サックスのメロディにコントラバス2本がピチカート。短く終わった。
祝電は白山高校から。指揮者から司会へ花束が贈られる。
<バレエ音楽「三角帽子」より> 粉屋の踊り OBのオーボエソロ。力強い金管の旋律。 終幕の踊り 盛大にトランペットやクラリネットが奏でられる。悪代官をやっつけた喜びが感じられるクラリネットの旋律がカスタネットにのり奏でられる。力強く終わった。 演奏後3年生へ花束が贈られる。
アンコールは<風になりたい>印象的なマリンバの前奏。クラリネットのメロディに観客の手拍子が起こる。トランペットがきれいな音を出す。間奏でドラムスソロにのり現役生が立ち上がり歌った。
曲名わからないアンコール曲は力強い出だし。トランペットのメロディに木管の旋律。パーカッションソリに合わせて部員たちが手拍子する。
演奏後にステージを去ってゆく指揮者に小柄な女子高生が後ろから駆け寄って花束を渡し指揮者に頭をなでられるシーンが印象的だ。
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